2024
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おやすみ神たち / 詩 谷川俊太郎・写真 川島小鳥
¥2,530
SOLD OUT
サイズ:A5判変形 上製 オールカラー 出版社:ナナロク社 ページ数:176ページ ISBN: 9784904292532 定価:本体 ¥2300+税(税込¥2530) この世での故郷の先に あの世での故郷があるのではないか タマシヒはたぶんそれを知っている (収録詩「故郷」より) 〈タマシヒ〉とは何か。その先には何があるのか。 目に見えない〈タマシヒ〉を描いた 新作書き下ろし詩27篇、 撮りおろし写真102点を収録。 〔プロフィール〕 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。1952年第1詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表し、近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』やメールマガジン、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。小社刊行の著書に、『生きる』(松本美枝子との共著)、『ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る』(山田馨との共著)、あたしとあなた』がある。 川島小鳥(かわしま・ことり) 1980年東京都出身。写真家。早稲田大学第一文学部仏文科卒業、沼田元氣氏に師事。 2011年写真集『未来ちゃん』(小社)刊行と同時に『BABY BABY』(学研)を復刊。2014年『川島小鳥写真集 明星』(小社)刊行。2015年同作にて第40回木村伊兵衛写真賞受賞。2017年福井・金津創作の森にて、個展『境界線で遊ぶ 川島小鳥展』を開催。 公式サイト:http://kawashimakotori.com/ ーーーーーーー なんでかわからないけどすーっとしみるように涙が出そうになるんです。この詩集。 川島さんが台湾で撮りためた写真と、谷川さんが書き下ろした詩で構成されています。 表紙の写真の空の色がすごくあかるくてでもちょっとだけ切ない気がしてしまうのはわたしだけでしょうか。時間を止めたい、と思うときに。表紙のカバーにも仕掛けが隠された一冊です。
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最高の山ごはん 歩いて作って食べた話と料理
¥1,760
Format:B6判変型 Size:177×128mm Pages:160 Pages (144 Pages in color) Binding:ソフトカバー 発行元 :PIE International ISBN:978-4-7562-4828-2 C0070 著者:ホシガラス山岳会 最高の山ごはんって、どんなごはんだろう? その答えは「効率」でもなく「安さ」でもなく、「おいしい!と心底思ったごはん」。ホシガラスメンバー8人のとびきりおいしかった山ごはんを元に、料理家・山戸ユカが独自のアイデアを加えて再現。山で作るための合理的なヒントやアイデアもふんだんに盛り込んで、レシピとしてご紹介します。 ーーーーー 表紙を見て前職の時に店にあったな、となんだか懐かしい気持ちになった一冊。 わたしは担当が哲学とか詩歌とか日本芸術みたいなコーナーだったので自分で並べたやつではなかったですが、なんかいいなと思うと本棚を整えがてらよく本を物色したものです。 まず写真が抜群においしそう。わたしの山歩き経験というのは学生の時の野外活動くらいですが、外で食べるごはんってこんなにおいしそうなんだとちょっぴりやってみたくなりました。 いねむりで料理の本がじわじわ増えているのはなんとなく自分が家にいる時間が長くなって、食事に対する意識が変わったことがあるなと最近は思っていて、仕事で外に出ていてとにかく食料確保!みたいな時期が続いたのが、普段忙しく簡単にしていても時に食事そのものを楽しむことをしようと考えるようになってやっとそういう余裕ができたんだろうなあと腑に落ちたところです。そういうわけで「楽しい食事」のひとつとしてこんなかたちもあるのかなと追体験させてもらえそうな本です。
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いまここ 詩:谷川俊太郎 写真:川内倫子
¥2,750
SOLD OUT
仕様:197 x 220 mm/上製本/64P 詩:谷川俊太郎 写真:川内倫子 企画:原田郁子 デザイン:サイトヲヒデユキ 言語:日本語・英語 定価:2,500円+税 発行:torch press ISBN:978-4-907562-43-4 C0072 発行年:2023 『いまここ』は谷川俊太郎の詩に、川内倫子が写真を合わせた写真絵本。日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川の詩から生まれた一冊です。原田の楽曲「いまここ」は、今年発売された15年ぶりのソロアルバム「いま」に収録されている、0歳から91歳までの声、谷川自身の朗読、呼吸音、心音、rei harakamiのサウンドをフューチャーした11分半におよぶ大作となります。楽曲制作時に原田が川内の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「本」としてのプロジェクトが動き出しました。 言葉と写真が呼応するように川内自身が構成した写真絵本『いまここ』では、アートディレクター・サイトヲヒデユキのデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていきます。自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれるでしょう。包まれるような囁きを聞きながら、深く遠くまで浸ることができる楽曲「いまここ」と連なり合う、言葉と写真で紡がれる『いまここ』の扉を、ページをめくりながら開いてみてください。 ーーーーー うつくしくて純度が高いな、と思いました。流れていく水のようで、穏やかで軽やかな空気のようで、ページを捲り終わった後、なんだか自分が薄い膜に守られたやさしい空気の中にいるようで、赤ちゃんで何かに守られていた頃ってこんな気持ちなのかな、と思いました。 わたしの子どもたちはもう図鑑やゲームの攻略本がおもしろい年頃になりましたが、そっと本棚に挿しておこうかなと思っています。
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moving days
¥3,300
SOLD OUT
写真:平野愛 出版社:誠光社 A5横 / 176P / フルカラー / 並製PUR製本 どこへではなく、何から引っ越すのか。 当たり前の風景が束の間非日常へとほどけ、また新しい日常が積み上げられていく。 そのあわいに美しい光とともにあった、7組の"moving days”。 人生の節目に訪れる「瞬間」であると同時に、時間を伴う「ストーリー」でもある「引っ越し」という祝祭/儀式を、そのストーリーを綴ったテキストと、繊細な色合いのフィルム写真で捉えた写真集。2018年に私家版として刊行され、好評を博した私家版写真集のコンセプトとタイトルを受け継ぎ、その後に撮り下ろされた7組の引っ越しを収録。同写真集にインスパイアされたアルバムもリリースしているHomecommingsの福富優樹による書き下ろしエッセイを巻末に収録。彼ら彼女らは、そしてわたしたちは何から引っ越してきたのか。人生の節目節目で開きたい、あなたの大切な一冊になることでしょう。 ーーーーー 引越し、と聞いてわくわくする時ときゅうと寂しい気持ちになる時とがあります。 わたしは今の家を引っ越すとしたらもう生を終えるか離婚でもするかという時な気がするので当分は予定がないのですが、ここに越してくる時のことをよく覚えています。 当たり前の風景が変わる、しかも大人になってから自分が主体になって次の棲家を決めてそこへ移るというのはかなり大きな変化ですが、中には比較的頻繁に仕事の都合や気分の問題で引越しをする方もいるでしょう。 新しい日常の風景、今までの当たり前の風景、境目のところをやさしい眼差しで見つめてくれているような一冊です。
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林檎が木から落ちるとき、音が生まれる / エレナ・トゥタッチコワ
¥2,750
SOLD OUT
サイズ:A4変型 仮フランス装/フルカラー ページ数:72P 出版社:torch press 定価:¥2500+tax 『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』はエレナ・トゥタッチコワが幼少期の記憶をテーマに、ロシアの自然に囲まれて暮らす兄妹たちのかけがえのない夏の日々を、美しい風景とともに2009年から継続的に撮りためてきた作品群です。ロシアには夏の期間、祖父母が住む田舎の家や、「ダーチャ」と呼ばれる自然の家で過ごす習慣があり、寒い冬が訪れる土地で、夏という季節は特別な意味を持ちます。そして太陽が輝く夏がいつの間にか始まり去って行くように、あどけない少年少女たちも知らず知らずのうちに成長し大人になっていきます。そんなささやかな、けれど誰もが経験するであろう変化を、“林檎が落ちる音”という言葉が暗喩しています。刹那的でありながら懐かしく、記憶の奥に柔らかく触れる写真たち。国境を越えた普遍的な感性によって、清々しい一冊が生まれました。 ――林檎が木から落ちた、それだけのこと。木にいたときも誰の目にも触れず、落ちても草の中に隠れたままの小さな林檎。その音だけがいつまでも記憶に残った。アーニャが11歳になった年の夏の終わり、彼女の髪の毛が一番長く伸びた8月のことだった。(あとがきより抜粋) エレナ・トゥタッチコワ/Elena Tutatchikova 1984年、モスクワ生まれ、東京在住。モスクワでクラシック音楽や日本の歴史を学んだ後、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻で学ぶ。自然と人間の関わりや文化的現象を通じて、人間の記憶がどのように形成されるかに関心を抱き、地域のリサーチを重ねることで土地や個人の物語を採集し、写真、映像、音、テキストによるインスタレーションとして構成している。主な展覧会には、個展「After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound」 POETIC SCAPE(東京、2015)、東京写真月間「To the Northern Shores」 MUSEE F (東京、2015)、グループ展「はじまりのしじま “In the Beginning, Silence was Always Silence”」Takuro Someya Contemporary Art (東京、2015)、茨城県北芸術祭(2016)等がある。 ーーーーーーーーー 夏のうちにご紹介したかったのでよかったなと思っています。 昨今の過酷な気候ですっかり夏の印象が変わってしまいそうですが、頭の中にある夏の軽やかさ、清々しさのようなものを甦らせてくれるような写真の作品集です。 日本でなくロシアの土地でもどこかわたしたちと似た懐かしさを感じられる風景があるのかと興味深く、なんだかちかしさを感じられる一冊です。
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寝ている醒めている / 鈴木いづみ
¥2,200
SOLD OUT
サイズ:18.2 x 12.8 cm ソフトカバー、オフセット印刷 B2サイズポスター ページ数:60ページ ¥2000+税 A town with many slopes. Shooting her own work at any places, which may or may not look like everywhere, made this collection. For her, shooting outdoors is an action blurring the boundary between art production and everyday life and is her recent life work. 坂の多い郊外のとある街。どこにでもあるようなないような、そこかしこで作品を撮影し出来上がった作品集。野外での作品撮影は作家にとって創作と日常の境界を曖昧にする行為であり、近年のライフワークにもなっている。 Izumi Suzuki 鈴木いづみ An artist. She makes drawings and installations using various materials such as cloth and paper. She also manages the brand “BEREK” of one-of-a-kind dolls and bags. アーティスト。布・紙など様々な素材を用いた絵とインスタレーションを制作。また、一点ものの人形や袋のブランド「BEBEK」での活動も行う。 ーーーーーーー 鈴木さんのことを知ったのは大好きなお洋服のブランドとのコラボレーションで。 不思議とテキスタイルに惹かれて、気がついたら今年個展まで見にいった。 不思議さもあって、日常にありふれたもの、というわけでもないのに不思議と隣に置いておきたくなるような作品だなと思っています。 外に飛び出した作品たちが本当に魅力的。考えたら展示図録的なものって屋内で撮られるものが多い気がするけれど、こんなかたちがあるんだと思わされた本です。
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『She watches films. She tastes films.』/ 土谷未央(cineca)
¥4,200
SOLD OUT
サイズ:230mm × 300mm A4変型スクラム製本・ゴム綴じ ※綴じ紐のゴムの色は異なる場合がございます ページ数:88P 出版社:aptp books 定価:税込 ¥4200 類稀な視点で、見て食べる美しいお菓子を生み出す「cineca」。 そのcinecaを主宰している菓子作家、土谷未央のはじめての著書となる本書は、WEBメディア『PERK』で連載中の「cinecaのおいしい映画」を、今の視点で隅々まで丁寧に加筆・再編集したもの。 作家が敬愛してやまない映画を、菓子を主軸としたアートワークとコラムで表現した一冊です。 土谷未央(つちや・みお) / 東京都生まれ。菓子作家、映画ファン。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。在学中は建築やランドスケープを学ぶが、グラフィックデザイナーの職に就く。退職後、フランス菓子の基礎を学ぶために製菓学校に通い、卒業。2012年に映画をきっかけに物語性のある菓子を制作するcineca(チネカ)を創始。製菓において、日常や風景の観察による気づきを菓子の世界に落とし込む手法をオリジナルのものとする。2017年頃からは企画や菓子監修、アートワーク・執筆業なども数多く手がけ、様々な活動を通して、菓子の新しい形を提案をする。 ーーーーーーーーー 夢みたいな本だなあというのが本が届いて最初の印象でした。 ゴムで綴じられていることも、大きさも、何より開いたときにパラパラと捲ると目に飛び込んでくるアートワークの鮮やかさやはじけるような楽しさ、きっと宝物にしたいと思う人がたくさんいるだろうなと思いました。 コラムもひとつひとつが興味深くて、わたしは映画に詳しいかと言われたらそうでない方なのですが、情景を思い浮かべてはなんだかいつか観てみたいと思う映画に出会うことができました。 cinecaのお菓子もいつもとてもうつくしく、ユーモアもあるんです。そちらもぜひ知ってほしいなと思っています。
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ひとりでいるときのあなたを見てみたい / 篠田優
¥3,850
サイズ:23.5 x 18.6 cm 仕様:80 pages/Soft cover/Offset print 本写真集は、2013年から2016年にかけて撮影された過去作から構成されています。そこには、篠田が扱うモチーフが物質的な美しさから、現在のモチーフである記憶や記録の痕跡としての壕や取り壊された美術館などへと移り変わっていく兆候をみることができます。自身の過去作を呼び起こし、自己批判も厭わない篠田の写真に対する姿勢は、矛盾をはらみながら変化を遂げる社会に向けて自身をアップデートする試みです。 Yu Shinoda|篠田優 写真家。1986年長野県出身。 明治大学 理工学研究科 建築・都市学専攻 総合芸術系 博士前期課程に在籍。 近年の展覧会として「抵抗の光学」(個展、2020年、リコーイメージングスクエア東京 / 東京)、「imshow」(グループ展、2020年、Alt_Medium / 東京)、「text」(個展、2019年、Alt_Medium / 東京)、「See / Sea 」(個展、2017年、ニコンサロン/ 東京・大阪)、「信濃美術館クロージング ネオヴィジョン新たな広がり」(グループ展、2017年、長野県信濃美術館 / 長野)などがある。 〔受賞歴〕 2013年「塩竈フォトフェスティバル写真賞」大賞 2012年「EINSTEIN PHOTO COMPETITION X2」岩瀬貞哉賞 ーーーーー はっとするような佇まいの本の中に納められた写真たち。 記憶は無形の曖昧なものだけれど、写真として有形のかたちとなったときにまた手触りが変わるなと思っています。記録として蓄積された過去のものは時々自分にとっては目を覆いたくなることもありますが(良くも悪くも)、それを隠さないこと・ありのままそういう自分もいたということ、それを踏まえて今の自分がいること、全部今はそれでいいのかなと年を重ねるごとに思います。
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バターの本 / 甲斐みのり 著
¥1,650
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1500円+税(税込¥1650) 日本全国でつくらている100種類超のバターを、全国的に販売されているナショナルバターと、各地方で特色をもってつくられているクラフトバターに分け、北海道から九州まで網羅して紹介しています。それぞれのバターの特徴や栄養成分、オススメの食べ方、味の感想を、バターの色やパッケージがわかるような美しい写真とともに掲載しています。バター好きなひとなら興奮する1冊です。 ーーーーーーーーー 小さい頃からわたしは雪印のバターを食べています。なぜなら祖父が雪印に勤めていたから。 至極普通の流れだと思いますが、それゆえ他のものを自分で買って食べてみたことがありません。他意はないのです。 それでもいつだったか、お店でホットケーキに乗ってきたバターがあまりにおいしくて(雪印だっておいしいけどさ)びっくりしたことが。バターって種類でずいぶん違うんですね。 いつかこれを買いに行ってみたい、お取り寄せしてみたい。そんなバターがたくさん紹介されています。この本、デザインもいちいちバター愛が細部に込められていて最高なんです。
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アイスの旅/甲斐みのり 著
¥1,760
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1600円+税(税込¥1760) ISBN:9784766132779 ソフトクリームにアイスキャンディー、アイスケーキ、かき氷……。著者が子どもの頃から親しんだ味や旅先で出合ったものなど、全国各地に根ざす様々なアイスを約155軒分掲載。青森や福島で地域の人から長く愛される“地元アイス”を訪ねる旅も収録します。 ーーーーーーーーー アイスってなんでこんなにしあわせになれるんだろう。 見た目もだけれど、夏の暑い日にお風呂上がりに食べるアイスは格別です。 ついでに冬にこたつで食べるアイスも最高です。 表紙のアイスの色使いがすきなので、表紙を表にして飾っているだけでもしあわせになれます。 アイスを巡っての旅の読みものがノスタルジーに浸る時間をくれる贅沢な一冊です。
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地元パン手帖 / 甲斐みのり 著
¥1,650
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:124P 出版社:グラフィック社 定価:1500円+税(税込¥1650) 総菜パン、菓子パン、給食パン…。著者が全国各地を旅するなかで集めた、その土地で長年愛される「地元パン」を200点超紹介。ユニークなネーミング、レトロなパッケージなど、思わず手に取ってみたくなるものばかりです。 ーーーーーーーーー 個人的に甲斐みのりさんの本って紙で持っていたいものだと思っていまして。 ビジュアルにまず心奪われ、旅をしながら「採集」するようにパンと出会って記録していく過程まですべてがまず普通やれないことばかり。これを追体験させてもらっているような感じがあるのです。 先日別の甲斐さんの本を友人が贈り物に選んでくれました。誰かにあげたくなる気持ちに心から共感しました。
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ローカルおやつの本 / 甲斐みのり 著
¥1,815
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1650円+税(税込¥1815) 日本各地で地元の人が愛するローカルおやつを約250点紹介!しるこサンド(愛知)やハートチップル(茨城)などの人気菓子から、古くからつくられる郷土菓子、ドリンクまで。現地のスーパーで買って食べてみたくなる味ばかりです。 ーーーーーーーーー 駅などでふらっと入ったフェアで、なんだかあまり見慣れないレトロなパッケージのおやつを見かけることがあります。なんだろう、と手に取ってたまに買って帰ることもあります。 素朴でおいしい。また食べたくなって次行ったらもうない。残念。ところがたまたま旅先で再会してとってもうれしくなります。 そんなローカルおやつ、なんなら旅行先を決めるヒントにもなってしまいそうなものです。 ちなみにわたしの超お気に入りローカルおやつは「満月ポン」の濃い味です。今年は買いに行けそうなのでとても楽しみにしています。
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中国民衆玩具 ー日本玩具博物館コレクション(民衆藝術叢書)
¥3,850
SOLD OUT
サイズ:A5判変形 ページ数:304ページ 上製 出版社:大福書林 大地と民衆が育んだ素朴美が420点大集結! 小さな博物館の膨大な玩具コレクションの背景には、激動の時代をこえて玩具文化の灯をつなごうと尽力した人々、素朴な造形美に打たれ、調査・蒐集にのめり込んだ人々があった。 中国大陸の東北から西南へと旅して、民衆の手による素朴な玩具をひとつずつ、土地の文化慣習をひもとき紹介する図鑑。満州で蒐集された貴重なコレクション群を含む圧倒的な作品数、玩具学芸員による時代・素材・文化背景をおさえた詳細な解説、美しい造本・写真に加え、歴史に翻弄されながらも玩具を破壊と衰退から命がけで守ろうとした人々の熱い思いが伝わる愛蔵版。 ーーーーーー よく日本の民藝的な本は見かけるのですが、中国の「民衆玩具」ってあまり触れてこなかったなー、と好奇心をそそられて。 届いてみてまず圧巻の情報量。記録を残すというのは本の役割としてとても大きいと思っているのですが、これはまさに本棚に何代も残したいの域です。 同じアジア、近所といえば近所の国でもやっぱりどことなく日本とは違う手触り・風合いでそれが興味深くもある。なんでもそうですが、自分の意識の外にあるものでも、何か琴線に触れるものがあるとうつくしいとかおもしろいと感じて感激するもので、それが自分の生活とか気持ちを豊かにしてくれるのではと思っています。 大福書林さんの本はいつもそういう気づきを与えてくださる様な気がしています。
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まちで出会ったかわいいあのこーまちの文字図鑑・番外編
¥2,200
SOLD OUT
サイズ:B5判変形 ページ数:188ページ 並製 出版社:大福書林 商店街の看板やのぼり、ネオン、シャッターや窓のステッカー、案内板など、身近な場所にたたずむ「かわいい」キャラクターたち。有名な企業のものでなくとも、その街に暮らす人々には親しみ深い顔を楽しく分類してご紹介。 ほとんど正式な記録として残らない屋外広告ですが、そこには暮らしや文化・世相が反映され、何十年もの間、通り過ぎる人々の目に映る身近なアート。手描き・アクリル看板が作られ、技術をもつ職人たちが活躍した時代に生み出された、素通りできない「かわいいこ」を日本全国北から南へ記録に走る、著者たちの傑作選。当時を知る製作者たちへの取材レポも必読。 ーーーーーー あ、なんか見たことあるかも、という子も何人かいるかもしれません。 たくさんの人が知っていて名前が与えられたようなキャラクターじゃなくとも、自分の住んでいるところやよく行くお店、懐かしい通り沿いで見かけるとホッとするような「かわいいこ」たち。こちらもコメントや取材の記録がとても読み応えあり。今生きているとなかなかピンとこないけれど、郷土や民俗の資料館とかに何十年後とかに大事に保管されていて欲しいなと思う1冊です。
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まちの文字図鑑 よきかな ひらがな
¥2,200
サイズ:A5判 ページ数:224ページ 並製 出版社:大福書林 写真・文:松村大輔 日本全国で集めた個性豊かな「まちの文字」の図鑑。第一弾は、ひらがな編。ブックデザイナーの著者が集めた町の文字の中から、デザイン的に優れた約350のひらがなを厳選して五十音順に掲載、字源とともに紹介している。ページをめくると、とりあげられた文字の全体像と所在地が現れる。まちの文字は、看板職人の手描き文字やレタリング全盛時代のバリエーション豊かな文字、書体デザイナーの競演する舞台。たくさんの「よきかな」がある町を訪れるガイドとしても活用できる1冊。 ーーーーーー ひらがなのフォルムがすきです。 漢字もいいのですが、あえてどっちでもいい時はひらがなを使いがち。 同じひらがなでも書体が違うとだいぶ印象が変わります。流麗に感じたり、かわいらしく感じたり、おどろおどろしく感じたり。 街の中にたくさんある、パソコンの中だけでは見つけられない「よき」ひらがなたちにたくさん出会えます。
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スペースエイジ・インテリア/グラフィック社編集部 編
¥2,530
SOLD OUT
サイズ:B5変形 並製 ページ数:180P 出版社:グラフィック社 定価:2300円+税(税込¥2530) ISBN:9784766134285 1950-60年代の一大ムーブメント「スペースエイジ 」時代の名作家具は、今や美術館クラスの価値とも言われるレアアイテム。流線型の美を愛し暮らしに取り入れた人々のインテリア実例集。照明、家具、ラグ、オブジェまで図鑑も充実。 ーーーーーーーーー かっこいいかつかわいいの一言。もはやこの空間に人が住んでいるというのがいい意味で信じられません。 遊び心が溢れ、ただの家具というよりはアート作品とまで呼べるようなものばかりでページを捲るたびため息です。本のかたちも相まって非現実に連れていってくれるような一冊です。
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Shuwa is cute -かわいい秀和レジデンス-/haco 著
¥770
サイズ:147×105 mm ソフトカバー ページ数:36ページ 秀和レジデンスとは、昭和32年に設立された秀和株式会社が手がけた一連のマンションにつけられた名称です。 青い瓦屋根と白い塗り壁、カーブした黒色の鉄製柵を特徴とするマンションを町中で見かけたことがある方もいらっしゃると思います。 みんな同じかと思いきや、白い壁ひとつとってもなんだか模様が違ったり、窓枠やバルコニーに違いがあったり・・ ひとつひとつに個性と遊び心のある秀和レジデンスをhacoさんの視点でとらえた一冊です。 ちりばめられた秀和レジデンスの「かわいい」を思いきり楽しんで欲しいです。 ポケットに、かばんにしのばせて一緒にお散歩してみてください。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー わたしは自分の手帳にもこれを挟みたい。そして人に見せたい。 白と青のコントラストはなんだかしあわせになれるような気がするのです。 浅学で、秀和レジデンスについてはhacoさんを通して初めて知りました。新しい世界を教えてもらえて、なんだかとてもわくわくしています。
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Arrow/Station 駅の矢印 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー その矢印の先には何があるのかとっても気になってしまう。これから駅に行くたび矢印を見かけたらなんだかそわそわしてしまいそうです。 もともと多分比較的駅に興味がある方(駅名標示とかも好き)なのでまた新しい関心ごとのドアを開いてもらった気持ちです。
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Arrow/Station 駅の矢印 2 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 こちらはvol.2ですが、ぜひ2冊ともじっくり隅々まで味わっていただきたいです。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー 駅の矢印の第2弾。思えば駅の数だけ風景はあるわけで、切り取る風景もそれだけあるということです。今回も前回と同じく、それ以上にワクワクするような「かわいい」が詰まっています。 わたしは仙台に住んでいるのですが、1人で出張などで遠出すると駅には結構長居しちゃうんですよね。
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UNEVEN BUILDING/haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ UNEVEN BUILDING すなわちでこぼこのビル。街中にあるうわ!これは!という静かな興奮が伝わるhacoさんのZINEです。hacoさんがご自身で歩いた街の風景が切り取られていて、これまた自分も外を歩くときに建物を見上げてみようと思わされます。 でこぼこと一言で言ってもいろいろなかたちがあります。同じ形の規則性や思いもよらない発想の痕跡がおもしろいですよ。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー 個人的に四角や丸が連続して並んでいるものがとても好きなのですが、ある種のフェチ心のようなものをくすぐられる一冊です。 東北新幹線に乗ることがしばしばあるのですが、首都圏に近づくにつれ団地やビルの形が変わっていくのが好きで、その時の心境とよく似た気持ちになります・・・
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JAGGED BUILDING/haco 著
¥1,210
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:48ページ JAGGED BUILDING すなわちギザギザのビル。ことばを捉えればソリッドな印象すら受けるところですが、なんだかレトロさ、ノスタルジーといった空気感も纏っているように感じられます。でこぼこのビルでもそうなのですが、建物そのものがもう作品とも言えるような気がする写真ばかりで、hacoさんの着眼点や風景を切り取り方にはなんとも言えない魅力があります。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー ギザギザということばで鋭利なエッジがきいた建物ばかりなのかなとめくったら、なるほど影の落ち方や屋根のかたちなど、どこにでもありそうだけどちゃんと見たらなんだかすごくぞわぞわする(もちろんいい意味で)なというビルがたくさん。 自分なりにジグザグを探して散歩してみたくなります。
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特薦いいビル 国立京都国際会館 〔別冊月刊ビル〕/BMC 著
¥2,420
SOLD OUT
サイズ:A5判 カラー/ハードカバー 出版社:大福書林 ページ数:160ページ ISBN: 9784908465093 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 日本初の国際会議場にして、モダニズム建築の傑作。この不思議な逆台形と台形を組み合わせた複雑な構造体が、高度経済成長期の過剰な情熱によって完成した世紀の大建築であることは、あまり知られていない。大谷幸夫が、戦後の公開コンペで最優秀作品に選ばれ、亡くなるまで生涯かかわり続けた胸はずむ大空間を西岡潔の美しい写真と、BMCの独特な視点で堪能できる豪華保存版の写真集。全工事費の1%を芸術との協同に充てられた空間には、剣持勇の家具が、会館の複雑な空間の中に散りばめられ、訪れるたびに新たな発見がある。関係者へのインタビューをまじえ、その魅力をあますところなく紹介。BMCの活動10周年を記念して企画制作された「別ビル」。 ーーーーーーー 京都は寺院ばっかりではなかった。 国立京都国際会館を総特集。こんなにかっこよくて壮大な建物があるならずっと前のわたしに教えてあげたかった。勉強不足を悔いても仕方ないのでこれから先の京都旅行の行きたい場所リストに加えることにします。
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喫茶とインテリア WEST 喫茶店・洋食店33の物語/ BMC(ビルマニアカフェ)著/西岡潔・写真
¥2,420
サイズ:A5判 並製本 フルカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 978-4908465031 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 居心地のいい喫茶店には、インテリアや建築へのこだわり、そして長い時間をかけて作られた独特の味わいがある。喫茶店の黄金期といわれた高度経済成長期、個人経営の喫茶店は、それぞれの個性を生かし、独特な内装を作り出した。本書は、これまで正面からとりあげられてこなかった、昭和の喫茶店・洋食店のインテリア・建築的魅力について、記録し伝える写真集。BMCの5人が、開店時のインテリアとスピリットを今も保っている喫茶店・洋食店の店主をたずね、歴史と人がつくる味わい、空間としてのよさを考える。大阪府・京都・和歌山・兵庫の老舗店から、知られざる名店まで、33店の物語を紹介。 ーーーーーーー 喫茶店ってなんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。 出された飲み物や食べ物を見て、お店で働いている人を見て、同じようにお店で寛ぐ人を見て。 たくさん魅力はあれど、この本は店構えそのもの、建物やインテリアにフィーチャーした一冊です。関西の店、わたしも行きたいなぁ。
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いいビルの世界 東京ハンサムイースト/東京ビルさんぽ 著
¥2,200
サイズ:A5判 オールカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 9784908465055 定価:本体 ¥2000+税(税込¥2200) 上ばかり見て歩いていたら、東京ビル砂漠は深い森になった。 丸い窓・タイル・面格子・壁画…… 名も知れぬ、すてきな古いビルを探して 問屋街・繁華街・金融街・住宅街へ 東京を半分に分け、右半分を特集する「ハンサムイースト」編。高度経済成長期に建てられた、自由なデザインと、手仕事が光るビル。親しみやすい背の低いビル。有名建築家の手によるものでない、いいビルを中心に紹介していきます。 ◆見出し例◆服飾業界の珠玉のビルたち/ロマンスグレイのダンディビル/銀座のふしぎな古いビル/鉄鋼会館の天井セレクション/ニホンバシメタルシティ/地下鉄直結ビル/湾岸70年代ビルの旅/職人かたぎの街のビル/合羽橋道具街のいいビル/公園のない上野を堪能しよう/山手線の外側でビルを探す/タクシー会社の秀逸なビル/東京の東の東/住宅街のひとクセマンション/穴場の街のいいビル/池袋はウエストがみもの/単身者住宅の夢 ーーーーーーー まず表紙からかっこよくて、飾っておきたくなってしまう一冊です。 歩いていてふと見た時に、佇まいに惹かれる建物ってあると思います。偶然の出会いはもちろんですが、この本に載っているビルを探して実物を訪ねるのもまた粋です。
