2024
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からくり玩具世界一周 山口照二 著/高見知香 写真
¥3,300
ISBN 978-4-908465-22-2 A5上製/160ページ/フルカラー 定価 3,000円+税 素朴でたのしい、39ヶ国のうごくおもちゃ 職人・工人の技術が光る最後の時代の「からくり玩具」。本書では、土産もの・子ども向けとして紙や木など身近な素材でつくられた、安価でシンプルだが工夫を凝らした造作美しい「うごくおもちゃ」800点を、魅力が伝わるビジュアルを追求した、美しい紙面で紹介する。すぐれたからくり玩具の産地であるドイツ・ロンドン・南チロル・アメリカ・インドほか五大陸の玩具をセレクト。日本の貴重なからくり郷土玩具も多数。 ーーーーー からくりといえば身近なものはピタゴラスイッチで、さんざん子どもと一緒に見ておもしろいなと思っていたら子どもたちはいつしかゲームの方のスイッチに夢中で親は置いてけぼりです。 からくり玩具が想起させてくれる懐かしさやそれで遊んだという原体験のようなものはどこかずっと頭に残っていて、ふと触れる機会があるといろいろなことが思い出されるものです。 きっと作るのは大変なのだろうけれど、かたちを変えながらでも残っていってほしいなと思います。
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ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある/ パリッコ
¥1,870
サイズ:四六変形判並製 ページ数:288P 出版社:スタンド・ブックス 定価:税込 ¥1870 テレビや新聞でも話題の「チェアリング」を提唱、いまやお酒カルチャー界の最重要人物である酒場ライター・パリッコ。 毎夜、酒場の暖簾をくぐる……そんな生活がコロナ禍で一変してしまった!! 酒場の代わりに通う場所は、生活に密着した身近な存在。 そう、スーパーマーケット。 日常にひそむ胸騒ぎも、胸を締めつけるノスタルジーも、すべてがここにあった。 どんな状況でも、わたしたちの《生活》はこんなにも楽しい。 「やってみなければわからないことをやってみた」エッセイ集。 はじめに ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある シウマイ弁当の「筍煮」をお腹いっぱい食べたい! スーパーのオリジナルトートバッグのかわいさ ふだんと違うスーパーで、ふだんと違う魚を買ってみる 大人の自由研究「焼酎採集」 「寿司チャーハン」と「チャーハン寿司」 下赤塚フレッシュ・トライアングルの謎 さよなら離乳食カレー ホットサンドメーカーで1週間昼食焼き固め生活 業務スーパーの力で家焼鳥を店の味に近づけたい “あの”フライドチキン味ふりかけでコンビニチキンに魔法はかかる? フリースローサラダ 失われゆくアーケード商店街と突然のバーベキュー わざわざやってみる ごはんのおかずになる駄菓子をひたすら探す レシピカードに見つけたコレクション性 お汁がじゅわっと染みこむ食材王座決定戦 黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 池袋の中華スーパーで売ってるものがほとんどわからない パリッコの「東屋放浪記」~東久留米編~ 新しいワンタン麺 フレッシュフルーツ×酒の世界に無限の鉱脈があった 朝ごはんを外食にしてみる1週間 焼鳥×みそ汁=インスタントコンビニ鍋 “溶け映え”食材を探せ! 混浴温泉湯豆腐大作戦 家でも外でも「ポップアップテント」にとことんこもる 超フレッシュな縁起酒「立春朝搾り」を朝日とともに おわりに パリッコ (パリッコ) (著/文) 1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『晩酌わくわく!アイデアレシピ』(ele-king books)『天国酒場』(柏書房)、『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(光文社新書)、『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(ヤングキングコミックス)、『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、スズキナオ氏との共著に『のみタイム』(スタンド・ブックス)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『酒の穴』(シカク出版)。 ーーーーーーーーー スーパーに行くのはお好きですか? 小さい頃は出かけるよ、と言われて行き先がスーパーだと「なあんだ」と少し肩を落としたものですが、自分がいざ主体になって歩くと店舗はもうワンダーランドなのです。 食品だけ買いに行ったのに謎のものを買ってみたり、見たことのないお惣菜や冷凍食品を気にかけたり。で、これは「2階」。2階の良さは特に子どもの学用品を買い求めにいくようになってから実感しています。近所のイ◯ンはまさにこれの理想郷です。 そしてそれを題材に一冊執筆されてしまうんだから絶対にくすくすしてしまうこと請け合いです。おうちでゴロゴロしながら読んでほしいし、読んだ後はスーパーでお弁当買ってきてください。
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THE COLLECTIONS / 勝山八千代 YACHIYO KATSUYAMA
¥2,200
SOLD OUT
182mm × 128mm × 20mm 256ページ ソフトカバー、オフセット印刷 1st Edition of 1000 Publication date: October 2022 2000yen + tax モノクロームで味のあるイラストが特徴のイラストレーター、勝山八千代による作品集。 本書は、世界各国の16名の架空のコレクターのコレクションを紹介するというコンセプトでまとめた作品集。 器、工具、果物、家具、ドールハウスにスポーツ用品……。コレクターたちの偏愛によって集められた“モノ”たちは、本来の用途や意味からは離れ、独自の存在感を放っています。 作家はこれまで、何度も何度も同じモチーフを描くことでそれぞれの微細な差異や、それそのものにしかない輝きを捉え、描くことで“モノ”を蒐集してきました。本作では、作家が長年描きためてきた作品を再構成し、描き下ろし作品も多数収録。愛くるしい“モノ”の魅力的な佇まいと、その背景にいる人との関係に想いを馳せる「無用の用」な一冊です。 YACHIYO KATSUYAMA 勝山八千代 イラストレーター 白や黒、茶色等のシンプルな色のパターンで、物や人をモチーフに描く。雑誌、書籍の挿絵の他、広告やアパレル、プロダクト製作へのイラストの提供や、各地で個展・グループ展を行っている。 ーーーーー どことなく版画のような素朴さもあるけれど、力強さと愛くるしさも同居するようだなと個人的に感じています。 ものを蒐集するという行為について、同じようなものだけれどそれぞれに個性があり、一度人の手に渡ったものだと経た歴史みたいなものがあったりしてそこにおもしろみや愛着を抱くという感覚があるような気がしているのですが、そういうディティールが感じられていつまでもじっくり眺めていたいなと思っています。表紙の味わいある紙のセレクトも、印刷の風合いもたまらなくて時間をかけて愛でたい一冊です。
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遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ/ スズキナオ
¥1,870
サイズ:四六変形判並製 ページ数:308P 出版社:スタンド・ブックス 定価:税込 ¥1870 これがスズキナオ流「生活史」 遠い場所への旅や、友達とのせわしない飲み会がまるで夢のよう。出歩けるのは近所ばかりだけど、ひとり海に行き、焚き火を見つめ、オンラインで友達とゆっくり話す。それでも元気でいれば、あと何回かぐらいは今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう。 話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』待望の続編。 【目次】 まえがき 第1章 元気でいれば、もう数回ぐらい今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう――近所 海を見に行くだけの午後 気軽に焚き火を楽しんでみる 友達の生い立ちから今までについてじっくり聞く 行ったことのない近所の喫茶店でコーヒーを飲む 近所の食堂で静かに昼ごはんを食べる 近所の中華料理店で贅沢してみる いつもの自分じゃないほうを選ぶ さっきまでいた場所を高いところから眺めてみる 憧れの“寿司折”を求めて散歩する 第2章 電車に乗った途端、さっきまで洋上にいたことがまるで嘘みたいに思える――旅 行くことができない山形に行った気分を味わう 山で汲んできた美味しい水で焼酎を割る 高尾山の山頂辺りで気楽にハシゴする 神戸・高取山は山茶屋の天国だった 「ちょっとそこまで」の気分で海を渡る せっかくUSJに行ったのに中に入れなかった人のために モリで突いて捕った魚をイカダの上で食べる「たきや漁」が夢のよう 熊本のセルフビルド温泉「湯の屋台村」は料理もうまいし温泉水もうまい 一軒の民宿を営むご夫婦だけが暮らす島――三重県志摩市横山へ 第3章 自分がいなかった場所のこと、自分がいなかった時間のことを、どうやったら今より身近に感じられるようになるんだろうか――調査 優しい味ってどんな味? ガチャガチャマシーンからつまみが出てくる飲み会を開催してみた 家の中のお気に入りポイント「俺んち絶景」を見せ合ってみる 私たちの7月20日――なんでもない日の夕飯の記録 4章 誰かが私に何かを話して聞かせてくれたことのありがたさと、私がそれをどれだけ聞こうとしてもひとりの人の内面には遠く及ばないという寂しさ――人 床に砂! 100年前の校舎で食べるジンギスカンの源流店 思わず通り過ぎてしまいそうな店ふくや串かつ店で1本70円の串かつを食べる 本当に美味しいホッピーを大阪で飲む 「家みたいな店」の店主にたっぷりと話を聞いた 90歳、いや89歳の字書き職人・松井頼男さんと最後に会ったときのこと あとがき ーーーーーーーーー タイトルだけでどうしても読みたくなってしまう。くやしい。 帯の平松洋子さんのコメントにある「ワンダー」というフレーズが本当にしっくりくるのです。おもしろいけれどそれだけでない、「いつもの自分なら」というのは改めて考えると不思議である。たまに人から「えっ!〇〇さんらしくない」と言われるとどきっとする。いつもならこういうことを選ばないと思われているのか?という具合に。それを自分でジャッジしてみようというのだから案外むずかしいかもしれない。日常には時々引っかかりが必要なものです。
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深夜高速バスに100回くらい乗ってわかったこと/ スズキナオ
¥1,892
SOLD OUT
サイズ:四六変形判並製 ページ数:324P 出版社:スタンド・ブックス 定価:税込 ¥1892 若手飲酒シーンの大本命、「チェアリング」開祖、ウェブメディア界の真打ち、待望の初単著! 人、酒、店、旅……、現代日本に浮かび上がる疑問を調査し、記録する、ザ・ベスト・オブ・スズキナオ! 【目次】 まえがき 第1章 さっきまで隣にいた人がまったく関係ない人になって消えていくその瞬間がいつも不思議だーー人 東京―大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 並んでも食べられないラーメン! 友達の家の「家系ラーメン」を食べてきた あなたの知らない「昼スナック」の世界 銭湯の鏡に広告を出した話 第2章 今、自分が居心地いいと思える場所を探して、少しでも長くその空間を味わって記憶しておけるように、きっとこれからも歩き回るのだーー店 芝田真督さんと変わりゆく神戸の町を飲み歩く 71歳のおじいちゃんが作るハンバーガーは全国3位 本当に営業中なのかわからない食堂「伊勢屋」のラーメンがうまい 東京ラーメン遺産 「福寿」の店主に会いに行く 廃車になったバスの中で絶品の和歌山ラーメンを食べてきた 第3章 目的地まで移動してる時というのは、人間にとって一番の許された時なんじゃないかーー旅 “たこせんべい”の楽園 明石~淡路島たこせんの旅 六甲山系の登山道を自力で整備した「えっちゃん」のモダン焼きを山頂で食べる 三重の離島にある「ロンク食堂」で旬の魚とゆるやかな時間を味わう 瀬戸内の海小屋で漁&自炊「四つ手網」体験記 ジャンボフェリーはもはや海上の酒場だ 第4章 偶然の出会いを活かし、半額肉だけで焼肉パーティーをやってみたら楽しいのではないかと、ふと思ったーー調査 スーパーの半額値引き肉だけで半額焼肉パーティー 「お鍋キュー」のひそかな楽しみ カップヌードルに入れるとおいしい“漬け物”を検証 「唐揚げ何個食べた?」レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会はどうか 第5章 この店で過ごす時間は、新型のスマホと違って並べば手に入るものではないのだーー酒 大阪の瓶ビールはどこまで安い? 大人の休日、動物園飲み 見慣れた風景が違って見える「チェアリング」の楽しみ 野毛の名酒場「武蔵屋」の最後の姿を見に行く 店選びを自分の父親に完全に任せるハシゴ酒 第6章 私が知らなかったこの町は、こうしていつもここにあった。私がいなかっただけだったのだーー散策 誰も知らないマイ史跡めぐり チャンスがなければ降りないかもしれない駅で降りてみる としまえんに行ったけど入れなかった人のために ディズニーランドに行ったけど入れなかった人のために 終電を逃したつもりで朝まで歩いてみる 名前のないラーメンを探して あとがき スズキナオ 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。 WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。 テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。 パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。本書が初の単著書となる。 ーーーーーーーーー デイリーポータルZという文字を見てにわかに嬉しくなりました。 深夜高速バスを結構な頻度で利用していた時期があり、どうしても気にならずにスルーするのが難しい。人生の楽しみ方のひとつとして、わたしはお酒飲めないけれどこういう街の歩き方はとてもいいなあと素直に羨ましく、まねっこしてみたくもなります。 とはいえなかなかできないのが実情。本は疑似体験ができるからいいのです。
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アイスの旅/甲斐みのり 著
¥1,760
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1600円+税(税込¥1760) ISBN:9784766132779 ソフトクリームにアイスキャンディー、アイスケーキ、かき氷……。著者が子どもの頃から親しんだ味や旅先で出合ったものなど、全国各地に根ざす様々なアイスを約155軒分掲載。青森や福島で地域の人から長く愛される“地元アイス”を訪ねる旅も収録します。 ーーーーーーーーー アイスってなんでこんなにしあわせになれるんだろう。 見た目もだけれど、夏の暑い日にお風呂上がりに食べるアイスは格別です。 ついでに冬にこたつで食べるアイスも最高です。 表紙のアイスの色使いがすきなので、表紙を表にして飾っているだけでもしあわせになれます。 アイスを巡っての旅の読みものがノスタルジーに浸る時間をくれる贅沢な一冊です。
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ローカルおやつの本 / 甲斐みのり 著
¥1,815
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1650円+税(税込¥1815) 日本各地で地元の人が愛するローカルおやつを約250点紹介!しるこサンド(愛知)やハートチップル(茨城)などの人気菓子から、古くからつくられる郷土菓子、ドリンクまで。現地のスーパーで買って食べてみたくなる味ばかりです。 ーーーーーーーーー 駅などでふらっと入ったフェアで、なんだかあまり見慣れないレトロなパッケージのおやつを見かけることがあります。なんだろう、と手に取ってたまに買って帰ることもあります。 素朴でおいしい。また食べたくなって次行ったらもうない。残念。ところがたまたま旅先で再会してとってもうれしくなります。 そんなローカルおやつ、なんなら旅行先を決めるヒントにもなってしまいそうなものです。 ちなみにわたしの超お気に入りローカルおやつは「満月ポン」の濃い味です。今年は買いに行けそうなのでとても楽しみにしています。
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中国民衆玩具 ー日本玩具博物館コレクション(民衆藝術叢書)
¥3,850
サイズ:A5判変形 ページ数:304ページ 上製 出版社:大福書林 大地と民衆が育んだ素朴美が420点大集結! 小さな博物館の膨大な玩具コレクションの背景には、激動の時代をこえて玩具文化の灯をつなごうと尽力した人々、素朴な造形美に打たれ、調査・蒐集にのめり込んだ人々があった。 中国大陸の東北から西南へと旅して、民衆の手による素朴な玩具をひとつずつ、土地の文化慣習をひもとき紹介する図鑑。満州で蒐集された貴重なコレクション群を含む圧倒的な作品数、玩具学芸員による時代・素材・文化背景をおさえた詳細な解説、美しい造本・写真に加え、歴史に翻弄されながらも玩具を破壊と衰退から命がけで守ろうとした人々の熱い思いが伝わる愛蔵版。 ーーーーーー よく日本の民藝的な本は見かけるのですが、中国の「民衆玩具」ってあまり触れてこなかったなー、と好奇心をそそられて。 届いてみてまず圧巻の情報量。記録を残すというのは本の役割としてとても大きいと思っているのですが、これはまさに本棚に何代も残したいの域です。 同じアジア、近所といえば近所の国でもやっぱりどことなく日本とは違う手触り・風合いでそれが興味深くもある。なんでもそうですが、自分の意識の外にあるものでも、何か琴線に触れるものがあるとうつくしいとかおもしろいと感じて感激するもので、それが自分の生活とか気持ちを豊かにしてくれるのではと思っています。 大福書林さんの本はいつもそういう気づきを与えてくださる様な気がしています。
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まちで出会ったかわいいあのこーまちの文字図鑑・番外編
¥2,200
サイズ:B5判変形 ページ数:188ページ 並製 出版社:大福書林 商店街の看板やのぼり、ネオン、シャッターや窓のステッカー、案内板など、身近な場所にたたずむ「かわいい」キャラクターたち。有名な企業のものでなくとも、その街に暮らす人々には親しみ深い顔を楽しく分類してご紹介。 ほとんど正式な記録として残らない屋外広告ですが、そこには暮らしや文化・世相が反映され、何十年もの間、通り過ぎる人々の目に映る身近なアート。手描き・アクリル看板が作られ、技術をもつ職人たちが活躍した時代に生み出された、素通りできない「かわいいこ」を日本全国北から南へ記録に走る、著者たちの傑作選。当時を知る製作者たちへの取材レポも必読。 ーーーーーー あ、なんか見たことあるかも、という子も何人かいるかもしれません。 たくさんの人が知っていて名前が与えられたようなキャラクターじゃなくとも、自分の住んでいるところやよく行くお店、懐かしい通り沿いで見かけるとホッとするような「かわいいこ」たち。こちらもコメントや取材の記録がとても読み応えあり。今生きているとなかなかピンとこないけれど、郷土や民俗の資料館とかに何十年後とかに大事に保管されていて欲しいなと思う1冊です。
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まちの文字図鑑 よきかな ひらがな
¥2,200
サイズ:A5判 ページ数:224ページ 並製 出版社:大福書林 写真・文:松村大輔 日本全国で集めた個性豊かな「まちの文字」の図鑑。第一弾は、ひらがな編。ブックデザイナーの著者が集めた町の文字の中から、デザイン的に優れた約350のひらがなを厳選して五十音順に掲載、字源とともに紹介している。ページをめくると、とりあげられた文字の全体像と所在地が現れる。まちの文字は、看板職人の手描き文字やレタリング全盛時代のバリエーション豊かな文字、書体デザイナーの競演する舞台。たくさんの「よきかな」がある町を訪れるガイドとしても活用できる1冊。 ーーーーーー ひらがなのフォルムがすきです。 漢字もいいのですが、あえてどっちでもいい時はひらがなを使いがち。 同じひらがなでも書体が違うとだいぶ印象が変わります。流麗に感じたり、かわいらしく感じたり、おどろおどろしく感じたり。 街の中にたくさんある、パソコンの中だけでは見つけられない「よき」ひらがなたちにたくさん出会えます。
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スペースエイジ・インテリア/グラフィック社編集部 編
¥2,530
SOLD OUT
サイズ:B5変形 並製 ページ数:180P 出版社:グラフィック社 定価:2300円+税(税込¥2530) ISBN:9784766134285 1950-60年代の一大ムーブメント「スペースエイジ 」時代の名作家具は、今や美術館クラスの価値とも言われるレアアイテム。流線型の美を愛し暮らしに取り入れた人々のインテリア実例集。照明、家具、ラグ、オブジェまで図鑑も充実。 ーーーーーーーーー かっこいいかつかわいいの一言。もはやこの空間に人が住んでいるというのがいい意味で信じられません。 遊び心が溢れ、ただの家具というよりはアート作品とまで呼べるようなものばかりでページを捲るたびため息です。本のかたちも相まって非現実に連れていってくれるような一冊です。
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秀和レジデンス図鑑 / 谷島香奈子・haco
¥2,090
発売日:2022/2/22 著:谷島香奈子、haco 本体価格:1900円(+税) 仕様:A5/並製/192ページ ISBN:978-4-908406-93-5 出版社:トゥーヴァージンズ 街でよく見かける、あの「“南欧風"マンション」の 歴史とディテールを徹底解剖! 高度経済成長期に誕生したマンションシリーズが、 今なお愛され続ける理由がわかる!! 青い瓦屋根、白い塗り壁、アイアン柵のバルコニー、 モザイク画のようなタイル――。 「秀和レジデンス」という名前を知らなくても、 これらの特徴で「あのマンション! 」とピンとくる人もいるのではないでしょうか。 秀和レジデンスは、 1964年東京オリンピックの年に竣工されたマンションシリーズです。 その可愛らしい外観から建築ファンに愛されるだけでなく、 一等地に建つ恵まれた立地からヴィンテージマンションとしての人気も高い。 本書は、秀和レジデンスの細部を徹底取材し、 白い塗り壁のタイプ別紹介や タイルのパターン、バルコニーのデザインの違い、 レトロなステンドグラスや照明、個性的な塔屋などを豊富な写真で紹介。 あわせて、住人インタビューと部屋の詳細解説を通して、 外観と住居の両面から魅力に迫る一冊です。 今年(2022年)に取り壊しが始まった シリーズ第1号「秀和青山レジデンス」の歴史物語ほか、 「南欧風の外観になった理由」「“秀和ブルー"という色が存在した」 「白い壁のつくり方」「秀和創業者 小林茂ストーリー」など読み物ページも充実。 巻末には全国134棟の秀和レジデンス一覧も収録! ーーーーー かねてよりZINEを取り扱いさせていただいているhacoさんが著者として参加されているということで楽しみにしていた一冊です。 hacoさんのことはいねむりを始める前からTwitterで一方的に存じ上げていたのですが、新しく本が出るというのはいちファンとしても大変うれしいことです。 結構もうブログにも書いてしまったのですが、きっと素敵な本だろうなという期待をいい意味で裏切られ、情報量の多さ、ビジュアルの視点の切り取り方、うぬぬ、というほかなくて秀和に限らず建物を見るのが好きな方にとってもおすすめしたいです。 コロナ禍もあり、本を作るのにも苦労された面があったことと思うのですが、街に息づく建物とそこに住む人の生活や建物への愛着を記録したこの本を今この世に出してくださったことに最大限の敬意を。
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Shuwa is cute -かわいい秀和レジデンス-/haco 著
¥770
サイズ:147×105 mm ソフトカバー ページ数:36ページ 秀和レジデンスとは、昭和32年に設立された秀和株式会社が手がけた一連のマンションにつけられた名称です。 青い瓦屋根と白い塗り壁、カーブした黒色の鉄製柵を特徴とするマンションを町中で見かけたことがある方もいらっしゃると思います。 みんな同じかと思いきや、白い壁ひとつとってもなんだか模様が違ったり、窓枠やバルコニーに違いがあったり・・ ひとつひとつに個性と遊び心のある秀和レジデンスをhacoさんの視点でとらえた一冊です。 ちりばめられた秀和レジデンスの「かわいい」を思いきり楽しんで欲しいです。 ポケットに、かばんにしのばせて一緒にお散歩してみてください。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー わたしは自分の手帳にもこれを挟みたい。そして人に見せたい。 白と青のコントラストはなんだかしあわせになれるような気がするのです。 浅学で、秀和レジデンスについてはhacoさんを通して初めて知りました。新しい世界を教えてもらえて、なんだかとてもわくわくしています。
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Arrow/Station 駅の矢印 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー その矢印の先には何があるのかとっても気になってしまう。これから駅に行くたび矢印を見かけたらなんだかそわそわしてしまいそうです。 もともと多分比較的駅に興味がある方(駅名標示とかも好き)なのでまた新しい関心ごとのドアを開いてもらった気持ちです。
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Arrow/Station 駅の矢印 2 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 こちらはvol.2ですが、ぜひ2冊ともじっくり隅々まで味わっていただきたいです。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー 駅の矢印の第2弾。思えば駅の数だけ風景はあるわけで、切り取る風景もそれだけあるということです。今回も前回と同じく、それ以上にワクワクするような「かわいい」が詰まっています。 わたしは仙台に住んでいるのですが、1人で出張などで遠出すると駅には結構長居しちゃうんですよね。
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特薦いいビル 国立京都国際会館 〔別冊月刊ビル〕/BMC 著
¥2,420
サイズ:A5判 カラー/ハードカバー 出版社:大福書林 ページ数:160ページ ISBN: 9784908465093 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 日本初の国際会議場にして、モダニズム建築の傑作。この不思議な逆台形と台形を組み合わせた複雑な構造体が、高度経済成長期の過剰な情熱によって完成した世紀の大建築であることは、あまり知られていない。大谷幸夫が、戦後の公開コンペで最優秀作品に選ばれ、亡くなるまで生涯かかわり続けた胸はずむ大空間を西岡潔の美しい写真と、BMCの独特な視点で堪能できる豪華保存版の写真集。全工事費の1%を芸術との協同に充てられた空間には、剣持勇の家具が、会館の複雑な空間の中に散りばめられ、訪れるたびに新たな発見がある。関係者へのインタビューをまじえ、その魅力をあますところなく紹介。BMCの活動10周年を記念して企画制作された「別ビル」。 ーーーーーーー 京都は寺院ばっかりではなかった。 国立京都国際会館を総特集。こんなにかっこよくて壮大な建物があるならずっと前のわたしに教えてあげたかった。勉強不足を悔いても仕方ないのでこれから先の京都旅行の行きたい場所リストに加えることにします。
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喫茶とインテリア WEST 喫茶店・洋食店33の物語/ BMC(ビルマニアカフェ)著/西岡潔・写真
¥2,420
サイズ:A5判 並製本 フルカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 978-4908465031 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 居心地のいい喫茶店には、インテリアや建築へのこだわり、そして長い時間をかけて作られた独特の味わいがある。喫茶店の黄金期といわれた高度経済成長期、個人経営の喫茶店は、それぞれの個性を生かし、独特な内装を作り出した。本書は、これまで正面からとりあげられてこなかった、昭和の喫茶店・洋食店のインテリア・建築的魅力について、記録し伝える写真集。BMCの5人が、開店時のインテリアとスピリットを今も保っている喫茶店・洋食店の店主をたずね、歴史と人がつくる味わい、空間としてのよさを考える。大阪府・京都・和歌山・兵庫の老舗店から、知られざる名店まで、33店の物語を紹介。 ーーーーーーー 喫茶店ってなんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。 出された飲み物や食べ物を見て、お店で働いている人を見て、同じようにお店で寛ぐ人を見て。 たくさん魅力はあれど、この本は店構えそのもの、建物やインテリアにフィーチャーした一冊です。関西の店、わたしも行きたいなぁ。
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いいビルの世界 東京ハンサムイースト/東京ビルさんぽ 著
¥2,200
サイズ:A5判 オールカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 9784908465055 定価:本体 ¥2000+税(税込¥2200) 上ばかり見て歩いていたら、東京ビル砂漠は深い森になった。 丸い窓・タイル・面格子・壁画…… 名も知れぬ、すてきな古いビルを探して 問屋街・繁華街・金融街・住宅街へ 東京を半分に分け、右半分を特集する「ハンサムイースト」編。高度経済成長期に建てられた、自由なデザインと、手仕事が光るビル。親しみやすい背の低いビル。有名建築家の手によるものでない、いいビルを中心に紹介していきます。 ◆見出し例◆服飾業界の珠玉のビルたち/ロマンスグレイのダンディビル/銀座のふしぎな古いビル/鉄鋼会館の天井セレクション/ニホンバシメタルシティ/地下鉄直結ビル/湾岸70年代ビルの旅/職人かたぎの街のビル/合羽橋道具街のいいビル/公園のない上野を堪能しよう/山手線の外側でビルを探す/タクシー会社の秀逸なビル/東京の東の東/住宅街のひとクセマンション/穴場の街のいいビル/池袋はウエストがみもの/単身者住宅の夢 ーーーーーーー まず表紙からかっこよくて、飾っておきたくなってしまう一冊です。 歩いていてふと見た時に、佇まいに惹かれる建物ってあると思います。偶然の出会いはもちろんですが、この本に載っているビルを探して実物を訪ねるのもまた粋です。
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日帰り旅行は電車に乗って 関西編/細川貂々 著
¥1,650
サイズ:B6版変形 並製 ページ数:240P 出版社:ミシマ社 ISBN:9784909394040 価格:本体¥1500+税(税込¥1650) 装丁:いわながさとこ なんの準備もせず、目的地も気にせずに、 ほんのちょっとの運賃で、夢の時間がやってくる もう、休日の過ごし方に悩まない! 小学生の息子と一緒に、春夏秋冬ぶらりと楽しむ電車の旅を綴るコミックエッセイ。 一人旅にも、親子のレジャーにも! <<いろんなところに行ってきました!>> 嵯峨野トロッコ列車、山陽電車、忍者電車、たま電車、叡山電車、能勢電鉄、近鉄、神戸電鉄、大阪モノレール、阪神電車...etc. に乗って、 嵐山、明石、伊賀上野、和歌山、鞍馬、妙見の森、吉野、有馬温泉、万博記念公園、甲子園球場...etc. へ行ってきました。 ◎「みんなのミシマガジン」の人気連載「関西は電車に乗って」が一冊に! 細川貂々(ほそかわ・てんてん) 1969年生まれ。セツ・モードセミナーを卒業後、漫画家・イラストレーターとして活動。電車好きになった息子の影響で、電車に乗るのが好きになる。2011年より関西在住。著書に『親子テツ』『それでも母が大好きです』(以上、朝日新聞出版)、『40歳から「キレイ」と「オシャレ」始めました。』『タカラヅカが好きすぎて』(以上、幻冬舎)、『わたしの主人公はわたし』(平凡社)、共著に『それでいい。』(水島広子、創元社)など多数。パートナーとの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』シリーズ(幻冬舎)はドラマ化、映画化もされた。 ーーーーーーーーーー 先日はじめて阪急電車と大阪モノレールに乗る機会がありました。 仕事の用事だったので目的地に向かうのみだったのですが、車窓を眺めてああ、このままどこかに散歩にでも行きたい、と思いました。と、同時にこの本のことを思い出し、発注したわけです。(短絡的な仕入れですね) 関西にお住まいの方はもとよりこれから行く機会のある人にそっと渡してみてはいかがでしょう。
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いつか熱海に行くときのために/奥川純一 著
¥1,760
SOLD OUT
サイズ:A5 オールカラー ページ数:144ページ フォトグラファー・奥川純一さんのZINEです。 熱海の街のガイドブックとも、すごく肩肘張った写真集とも言い難い・・・スナップ集、それもとてつもなくおもしろくてシュールで魅力的な一冊です。熱海に行ったことがある方もない方も楽しんでいただけると思います。 熱量を感じる観光案内や奥川さんの妄想まで、盛り沢山で読み物としても大変読み応えがありますよ。 ーーーーーーーーーー 行ったことがない人も、と書きましたわたしも熱海に行ったことがないのです。が、これを読んでからこれを片手に熱海に行ってみたいと思い始めています。これを持ってニヤニヤしている人を熱海で見かけたらわたしの可能性がちょっとあります。
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伊東駅徒歩圏内散歩/奥川純一 著
¥1,100
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サイズ:150×150mm オールカラー フォトグラファー・奥川純一さんのZINEです。 文字通り伊東駅から歩いて行ける範囲でちょっとフラフラ。 伊豆のワンダーランドの異名をとる伊東。有名所ではまぼろし博覧会、怪しい少年少女博物館、ろう人形美術館、極楽苑、バナナワニ園など、更にはカテゴリー分けできない面白さにあふれていますがなにせ伊東は広い!それらを周るには車はマスト...ということで、、、 ちょっとだけ体力ハード系 レンタサイクルを使うもよし(表紙より) ーーーーーーーーーー 奥川さんの作品集に載っている街はどうしてこんなに行ってみたくなるんだろう。 伊東は本当に写真がびっちりの内容なのですが、昔ながらの観光地特有の雰囲気がビシビシ伝わってきます。個人的にはこういう場所に行くと「なんだこれ・・」とつい声が出てしまうようなものを探し歩きたくなります。