2024
本は随時追加しております
配送まで2〜3日になるよう心がけておりますが、余裕をもって1週間程度みていただけますと幸いです
返品はお届け後1週間以内かつ初期で破損や過度のダメージがあった場合のみ対応いたします
◯送料について
¥10000以上のお買い物で国内送料はいねむり負担といたします
この場合は配送方法はおまかせとなります
現在海外配送は台湾のみ可能です(EMS)
Overseas delivery is only available in Taiwan (EMS)
-
THERIACA Yarn, Rope, Spaghetti /濱田明日香
¥2,970
サイズ:A5判変形、コデックス装 ページ数:240P 制作:torch press デザイン:T. S. ヴェンデルシュタイン 撮影:キム・ジュック 言語:日本語・英語 発行:横田株式会社 定価:2,700円+税 ISBN:978-4-908769-18-4 スパゲッティーを編んでみたら? 本やストロー、レモンネット、プラスチックバック…… 身近な素材から着想を得て広がる、ニット表現の可能性 ドイツと日本を拠点とするアーティスト/ファッションデザイナー、濱田明日香。彼女のファッション活動レーベル「THERIACA(テリアカ)」が現在取り組む、「ニット」プロジェクトが一冊のアートブックになります。『THERIACA 服のかたち/体のかたち』では私たちの身近にあふれるさまざまな「もの」のかたちを服に落とし込んだ濱田が、ここでは〈編み物〉を新たな目線でとらえ、その可能性を拡げます。 毛糸を柔軟な発想で使用したカラフルでアーティスティックな作品や、靴ひもやストロー、紙といった〈編み物〉糸以外の素材を編んで制作したユニークな作品まで、自由なイマジネーションで取り組んだ〈編む〉表現への挑戦。本書では、濱田が制作した作品のみならず、インスピレーション源や制作風景の写真のほか、アイデアノートなどを彼女のインタビューとともに収録することで、発想から実験を経てデザインに落とし込む思考のプロセスが汲み取れる構成となっています。多彩な視覚イメージを通して、〈編む〉ことの楽しさや面白さを伝えるとともに、私たちの身近な存在である〈編む〉ことの無限の創造性へと導きます。濱田が創造する実験的な試みは、世代を問わず新たなイマジネーションを喚起させる機会となるはずです。 濱田明日香/ファッションデザイナー。京都市立芸術大学、ノヴァスコシア芸術大学(カナダ)にてテキスタイルデザインを勉強後、デザイナーとしてアパレル企画に数年携わり、渡英。ファッションとパターンについて研究し、自由な発想の服作りを続けている。2014年、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション在学中に自身のレーベル「THERIACA」(テリアカ/万能解毒剤という意味の言葉)をスタート。2015年からはベルリンに拠点を移し活動を展開。ギャラリー、美術館での作品発表、ショップでの販売に加え、書籍などいろいろな方法で作品を発表してきた。著書に『かたちの服』『大きな服を着る、小さな服を着る。』『ピースワークの服』『甘い服』『かたちのニット』(文化出版局)、『THERIACA 服のかたち/体のかたち』(torch press) がある。 ーーーーーーーーー 偶然新しく出会う本もあれば、このシリーズなら次が出たら絶対欲しい、と身構えて待っている本もある。 この本はわたしにとっては後者です。 いわゆるレシピ本ではありませんが、ものを作るにあたっての考え方、素材やものの捉え方が自由でおもしろく、興味深く、はっとさせられることが多いです。制作を手掛けられているtorch pressさんの「服のかたち/体のかたち」がすきな人はぜひその後日談的な部分も含めて楽しんで欲しいし、初めて濱田さんの著作を手に取る人は逆に遡ってみて欲しいです。 装丁の妙で何ページかに一回綴っている赤い糸がちらりと見えるのもまた愛おしいです。
-
HOMEMADE BLOUSES/渡辺紘子 著・香川賢志 写真
¥3,520
SOLD OUT
サイズ:18.2 x 12.8 ソフトカバー、オフセット印刷 ページ数:156ページ ¥3520(税込) 出版元:nidi gallery 「日常の小さな喜び」をテーマに、繊細な布や糸を使用し作品を制作する作家・渡邉紘子による “ブラウスの レシピ本”。ページをめくることで徐々にブラウスが完成していく様子を楽しめるファンタジックな内容に加えて、“手作りのブラウス” を通して、豊かなものの見方や多様な価値観についてのメッセージが込められています。撮影は東京を拠点に活動する写真家の香川賢志。 ー Hiroko Watanabe 渡邉紘子 1981年生まれ。多摩美術大学 テキスタイルデザイン専攻卒業。University of Art and Design Helsinki留学。「日常の小さな喜び」をテーマに、布などを使用した作品やインスタレーションなどを制作している。 http://hiroko-watanabe.com/ ー nidi gallery 2008年赤坂にオープン。その後、渋谷・桜丘を経て、2018年2月に渋谷区東に移転。2018年6月より出版活動も開始しました。 ーーーーーーー この展示、実はとってもとっても行きたかったんですが行けなかったんです。 だからこの本があってよかったなとも思います。すごく私情。 やさしい色づかいや、繊細で儚さもある素材で、とってもユーモラスな名前のブラウス。見ているだけでしあわせな気持ちやなつかしい気持ちをギフトとして受け取ったみたいな心持ちになれます。
-
THERIACA 服のかたち/体のかたち /濱田明日香
¥2,640
SOLD OUT
サイズ:A4型 糸中綴じ ページ数:96P 出版社:torch press 定価:2400円+税(税込¥2640) ISBN:9784907562144 本書は島根県立石見美術館で開催される、ベルリンを拠点に活躍するデザイナー、濱田明日香が手がけるファッションレーベル「THERIACA(テリアカ)」初の大規模展覧会にあわせて刊行される図録です。ここでは、衣服のさまざまなあり方を探求し日々実験を重ねて来た濱田が、「ひと」から形をとって服を作るのではなく、「もの」の形と向き合い、服に落とし込んだ新作や、サイズやシルエットなど衣服の基本的な要素を濱田独自の視点で捉え直した作品が一堂に集います。 ソファやトイレットペーパーといった、私たちにとって身近な「もの」の形が衣服へと姿を変える「もののかたちの服」、一枚の布から着想を得て衣服へと変換する「ベットシーツの服」、丸や四角など幾何学的な形状を服にした「かたちの服」の3部で構成され、また濱田明日香のアイディアノートも挟み込んだ「THERIACA」初のアートブックとなります。私たちの知る「もの」でなく、また見慣れた服からも距離のある濱田の作品は、不思議な雰囲気を放ち、洗練されていながらどこかユーモラスでもあります。それらは服という言葉をイメージできる範囲を押し広げ、楽しさを提供しながら私たちに新しい服のあり方を提案してくれるのです。 ーーーーーーーーー 服が好きという人もいろいろですが、私も詳しくはないかもしれないけどかわいい服や素敵だと思う服をできるだけ着て過ごしたいと思っている方です。 ここ数年で読んだり見たりしたお洋服に関する本で一番衝撃的で、これは宝物だ、と思った本です。THERIACAのお洋服のことをまだ知らないというかたに是非見て欲しいです。
-
男子部屋の記録 /小野 啓
¥2,530
SOLD OUT
サイズ:B5変型判 ページ数:160P 出版社:玄光社 定価:2300円+税(税込¥2530) ISBN:9784768311899 気鋭の写真家・小野啓による現代の、都会の男子とその部屋、そこに在る物たちのなるべく詳細な記録。3年にわたって撮影された、90人の男子たちのポートレートとその超プライベートな空間。著者初の試みとして、それぞれの人物と対話し、書き下ろしたテキストが付記されている。 【町屋良平(帯より)】 男子部屋には収まりきらない物語があふれていて、まだ書かれていない物語が散らかった床のうえで叫んでいる、それは人生よりもっと小説に似ている。ここにはまるで時間がねじ込まれているみたいに、部屋に刻まれた複数の時が写り込んでいて、ぼくはこの写真集に写り込んでいるものこそが、「物語」なんだ!と自信をもっていいたい。 ーーーーーーーーー 男子じゃなくてもいいのだけど、すきなことや自分の安心できるもので埋め尽くされた空間ってある種のシェルターのようなもので、その中を覗くってなんとなく申し訳なさもありつつ、でもその人の本質を垣間見る機会にもなる気がしています。 本棚見せてもらう、もこれに近いのかも。