2024
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JAGGED BUILDING/haco 著
¥1,210
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:48ページ JAGGED BUILDING すなわちギザギザのビル。ことばを捉えればソリッドな印象すら受けるところですが、なんだかレトロさ、ノスタルジーといった空気感も纏っているように感じられます。でこぼこのビルでもそうなのですが、建物そのものがもう作品とも言えるような気がする写真ばかりで、hacoさんの着眼点や風景を切り取り方にはなんとも言えない魅力があります。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー ギザギザということばで鋭利なエッジがきいた建物ばかりなのかなとめくったら、なるほど影の落ち方や屋根のかたちなど、どこにでもありそうだけどちゃんと見たらなんだかすごくぞわぞわする(もちろんいい意味で)なというビルがたくさん。 自分なりにジグザグを探して散歩してみたくなります。
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特薦いいビル 国立京都国際会館 〔別冊月刊ビル〕/BMC 著
¥2,420
サイズ:A5判 カラー/ハードカバー 出版社:大福書林 ページ数:160ページ ISBN: 9784908465093 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 日本初の国際会議場にして、モダニズム建築の傑作。この不思議な逆台形と台形を組み合わせた複雑な構造体が、高度経済成長期の過剰な情熱によって完成した世紀の大建築であることは、あまり知られていない。大谷幸夫が、戦後の公開コンペで最優秀作品に選ばれ、亡くなるまで生涯かかわり続けた胸はずむ大空間を西岡潔の美しい写真と、BMCの独特な視点で堪能できる豪華保存版の写真集。全工事費の1%を芸術との協同に充てられた空間には、剣持勇の家具が、会館の複雑な空間の中に散りばめられ、訪れるたびに新たな発見がある。関係者へのインタビューをまじえ、その魅力をあますところなく紹介。BMCの活動10周年を記念して企画制作された「別ビル」。 ーーーーーーー 京都は寺院ばっかりではなかった。 国立京都国際会館を総特集。こんなにかっこよくて壮大な建物があるならずっと前のわたしに教えてあげたかった。勉強不足を悔いても仕方ないのでこれから先の京都旅行の行きたい場所リストに加えることにします。
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喫茶とインテリア WEST 喫茶店・洋食店33の物語/ BMC(ビルマニアカフェ)著/西岡潔・写真
¥2,420
サイズ:A5判 並製本 フルカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 978-4908465031 定価:本体 ¥2200+税(税込¥2420) 居心地のいい喫茶店には、インテリアや建築へのこだわり、そして長い時間をかけて作られた独特の味わいがある。喫茶店の黄金期といわれた高度経済成長期、個人経営の喫茶店は、それぞれの個性を生かし、独特な内装を作り出した。本書は、これまで正面からとりあげられてこなかった、昭和の喫茶店・洋食店のインテリア・建築的魅力について、記録し伝える写真集。BMCの5人が、開店時のインテリアとスピリットを今も保っている喫茶店・洋食店の店主をたずね、歴史と人がつくる味わい、空間としてのよさを考える。大阪府・京都・和歌山・兵庫の老舗店から、知られざる名店まで、33店の物語を紹介。 ーーーーーーー 喫茶店ってなんでこんなに引き込まれてしまうんだろう。 出された飲み物や食べ物を見て、お店で働いている人を見て、同じようにお店で寛ぐ人を見て。 たくさん魅力はあれど、この本は店構えそのもの、建物やインテリアにフィーチャーした一冊です。関西の店、わたしも行きたいなぁ。
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いいビルの世界 東京ハンサムイースト/東京ビルさんぽ 著
¥2,200
サイズ:A5判 オールカラー 出版社:大福書林 ページ数:200ページ ISBN: 9784908465055 定価:本体 ¥2000+税(税込¥2200) 上ばかり見て歩いていたら、東京ビル砂漠は深い森になった。 丸い窓・タイル・面格子・壁画…… 名も知れぬ、すてきな古いビルを探して 問屋街・繁華街・金融街・住宅街へ 東京を半分に分け、右半分を特集する「ハンサムイースト」編。高度経済成長期に建てられた、自由なデザインと、手仕事が光るビル。親しみやすい背の低いビル。有名建築家の手によるものでない、いいビルを中心に紹介していきます。 ◆見出し例◆服飾業界の珠玉のビルたち/ロマンスグレイのダンディビル/銀座のふしぎな古いビル/鉄鋼会館の天井セレクション/ニホンバシメタルシティ/地下鉄直結ビル/湾岸70年代ビルの旅/職人かたぎの街のビル/合羽橋道具街のいいビル/公園のない上野を堪能しよう/山手線の外側でビルを探す/タクシー会社の秀逸なビル/東京の東の東/住宅街のひとクセマンション/穴場の街のいいビル/池袋はウエストがみもの/単身者住宅の夢 ーーーーーーー まず表紙からかっこよくて、飾っておきたくなってしまう一冊です。 歩いていてふと見た時に、佇まいに惹かれる建物ってあると思います。偶然の出会いはもちろんですが、この本に載っているビルを探して実物を訪ねるのもまた粋です。
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This is Sports / 田口美早紀
¥1,430
SOLD OUT
サイズ:128×182mm ソフトカバー 出版社:ELVIS PRESS ページ数:156ページ 定価:本体 ¥1300+税(税込¥1430) 雑誌、書籍の挿画などで活躍中の大阪在住のイラストレーター、田口美早紀(おたぐち)の作品集。 本作は、タイトル通り、スポーツがテーマ。バスケットボール、サッカー、陸上、プロレスなどのシーンを、軽く二度見してしまうようなユーモラスなキャラクターたちで描いたスポーツ図鑑的1冊。 田口美早紀 Misaki Taguchi プロフィール 静岡県浜北市出身。大阪府大阪市在住。 不器用だけど愛のある感じのものを好みながら細い線でイラストを描いたり、手描きのアニメーションを作ったり、やわらかい立体物を作ったりしています。 ーーーーーーーーー オリンピックを手放しで楽しめなかったなーと残念に思っているくらいにはスポーツ観戦がすきです。スポーツ嫌いな人もいると思うけれど、この本に出てくるキャラクターたちの表情を見ていると、なんか観てみてもいいかもしれないな・・となるような気がしてなりません。
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We Are Animals. / 田口美早紀
¥1,430
SOLD OUT
サイズ:128×182mm ソフトカバー 出版社:ELVIS PRESS ページ数:144ページ 定価:本体 ¥1300+税(税込¥1430) 雑誌、書籍の挿画などで活躍中の大阪在住のイラストレーター、田口美早紀(おたぐち)の作品集。 本作は、動物たちのユニークな習性や、伝説、伝承、ことわざなどをユーモアを交えてゆるやかに描いた、偏愛動物図鑑的1冊。 田口美早紀 Misaki Taguchi イラストレーター、 静岡県浜松市出身 大阪府大阪市在住 。軽く二度見してもらえるような、不器用だけど愛がある、 といった感じのものをお届けしたいと思いながらイラストを描いたりしています 。気まぐれに(漫画を描くときなど)おたぐちの名前で活動。作品集「This is Sports.」(ELVIS PRESS/2015) ーーーーーーーーー シュールで愛らしい動物がたくさん登場。動物の名前や姿にそこなんだ・・(もちろん良い意味)という生態などについての解説がひとこと添えられている。 ちょっとだけ動物に詳しくなれる気がするのでじっくり読んでみるのが良いかも。
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第1回あたらしい歌集選考会 冊子
¥1,100
判型:B6判並製 80ページ 定価:¥1000+税 ナナロク社では初となる公募企画「第1回 あたらしい歌集選考会」の結果を収録した冊子です。 選考会の結果報告となる本書では、選出された2名の歌人による各100首の短歌と、それぞれの選者である、木下龍也と岡野大嗣による選出理由を収録しました。選考会の記録として作成した簡素なものですが、掲載作品の力とそれを推しだす熱に溢れた一冊です。 『第1回 あたらしい歌集選考会』 作品掲載:島楓果 100首(木下龍也 選出) 作品掲載:森口ぽるぽ100首(岡野大嗣 選出) 選出理由:木下龍也、岡野大嗣 ーーーーーーー 短歌ってよくわからないや、という人にこそ読んでほしいです。歌のもつエネルギーはもちろんですが、それがどう読む人には捉えられるのかみたいな部分まで分かると想像する余白ができたり、自分にはこう感じられた、みたいな引き出しが開く感覚があったりすると思います。 もちろん短歌がすきという人にだっておすすめです。
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インロック / 森口ぽるぽ
¥1,870
装丁:名久井直子 判型:四六判変形 122ページ ISBN:978-4-86732-009-9 定価:¥1700+税 「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、岡野大嗣 選として、刊行が決まった著者による第一歌集。「一筆書きの電子音楽」のようと評された短歌を、本の天地を断裁する特殊造本に納めた一冊。 森口ぽるぽ(もりぐち・ぽるぽ) 1997年12月生まれ。山形県在住。 ーーーーーーー いい意味でなんじゃこりゃあとなりました。短歌には書き手の切り取る世界がとても濃厚に詰まっていると思っているのですが、さらに歌が連なったときにそれが重なり広がりなんとも言えないおもしろみを生むのですね。分かる分かる、とカチッと自分のピントに合う部分もあるのだけれど、自分では考えたこともなかったような視点や言い回しが連なるところもあって、何回も読んでみたい、なんなら一生噛み砕けない箇所があってもおもしろい、とさえ思います。
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すべてのものは優しさをもつ / 島楓果
¥1,870
装丁:名久井直子 判型:B6判変形 164ページ ISBN:978-4-86732-008-2 定価:¥1700+税 「ナナロク社 第1回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選として、刊行が決まった著者による第一歌集。「百発百中」と唸らせた、日常への観察眼。本の裏側には金で箔押しされた一首が光る。 島楓果(しま・ふうか) 1999年3月生まれ。富山県在住。 ーーーーーーー 日々暮らしている中で見つかる、自分だったらああやるせないなあとか、ひい、と小さくうめいてしまいそうな細々とりとめもないような出来事が掬い上げられていくような感覚があります。 確かにそこにあること、起こっていることについて大掛かりなスポットライトで照らすのでなくて、小さなルーペをかざして見てみると小さくもやさしい営みがあるのだなと感じられる一冊です。大袈裟ではないのだけど見つめることを大切にしようって思うことができます。
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新版 近藤聡乃エッセイ集 不思議というには地味な話/近藤聡乃
¥1,430
装丁:寄藤文平+鈴木千佳子 判型:四六判 並製232ページ 発刊:2019年1月 ISBN:978-4-904292-86-0 C0095 定価:¥1300+税 現代アート作家、漫画家としても活躍し、『A子さんの恋人』1〜5続刊(KADOKAWA)、『ニューヨークで考え中』1〜2続刊( 亜紀書房)が話題の近藤聡乃のはじめてのエッセイ集が、仕様をあらたにお求めやすい価格の「新版」となって新発売です。 新版のための描きおろし「上の空と穴の底」を含む全58篇のエッセイと58点の挿画、漫画2篇を収録。手書き文字もふんだんに使われています。 地味に不思議で、おだやかに怖い。近藤聡乃の日々。 〔著者プロフィール〕 近藤聡乃(こんどう・あきの) 1980年、千葉県生まれ。2003年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。現在ニューヨーク在住。2000年のマンガ家デビュー以来。アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐に渡る作品を国内外で発表している。2010年、「YouTube Play. A Biennial of Creative Video」(グッゲンハイムミュージアム)。2011年、個展「KiyaKiya」(ミヅマアートギャラリー)。2018年、森美術館「MAMスクリーン008」。主なマンガ集に『はこにわ虫』(青林工藝舎)、『A子さんの恋人』1〜5(以下続刊 KADOKAWA)、『ニューヨークで考え中』1〜2(以下続刊 亜紀書房)。原画集『近藤聡乃スケッチ原画集「KiyaKiya」』(小社)、作品集『近藤聡乃作品集』(小社)などがある。 ーーーーーーー 同じ出来事に遭遇して、わたしではそういう考えにならなかったな、というのをとても興味深くおもしろく、淡々とどこか少しぞわっとするような感覚も伴いながら味わえる一冊。 近藤さんの筆跡がすきなのでちょっとした宝物のようです。
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昭和レトロ間取り探訪/橋爪紳也 著
¥2,530
サイズ:B6 ページ数:248P 出版社:青幻舎 定価:2300円+税(税込¥2530) ISBN:9784861528118 大正・昭和初期の洋風モダンなお屋敷の「間取り」約200点を収録!! 大正〜昭和初期に開発された関西郊外の鉄道沿線の住宅案内広告から、選りすぐりの「間取り」を収載します。 大阪の建築史家・橋爪紳也が、その膨大なコレクションから多種多様な住宅間取りを選定、当時の生活史を読み解きます 和と洋の部屋が入り混じり、現代とまったく異なる文化的な住宅様式を楽しめる建築・間取り好き垂涎間違いなしの一冊です。 「モダン/レトロ住宅 新しいがゆえに懐かしい」 明治時代にあって、富裕層は和風の母屋に別棟の洋館を建てて、和洋の生活様式を使いこなしていた。対して大正から昭和にかけて、新たに都市の担い手となった郊外居住者のために、和洋双方の要素を折衷する中流住宅が大量に供給された。 私は、当時の都市文化や生活様式を研究する資料として、住宅の販売促進に配布されたパンフレットや案内図の類を、多く集めてきた。特に大阪を母都市として、各鉄道沿線に、電鉄会社や土地会社が開発した事例を中心に、数十の住宅地に関する販売促進資料などを保有する。 (中略) この種の郊外住宅にあって、新しい「洋風住宅」、もしくは和洋折衷を試みた住まいが、多く提供されることになる。本書は、私の収集した多数の事例から、当時の住宅事情を推察することができる間取り図をいくつか抜粋して、小著として編んだものである。 竣工時には最新のモダン住宅であったが、今日の眼で眺めると、懐かしいレトロな住まいという評価になるのだろう。モダンかつレトロな間取りを探訪いただければ幸いである。(「はじめに」より抜粋) ーーーーーーーーー 引っ越す予定もないのに間取り図を見てしあわせになれる人は大方この本おすすめできます。 大阪の昭和初期あたりの住宅から当時の住宅史や人々の暮らしについて考えているのですが、 やはり家には人の生活が宿るものでここでどんな暮らしをしていたんだろう、とかどんな人が住んでいたんだろう、とか思いを馳せて読むとなお深みが増しますね。
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『音楽』 / 岡野 大嗣
¥1,980
SOLD OUT
著者:岡野大嗣 定価:1980円(本体1800円+税) 仕様:136ページ、B6変型 装丁:佐々木暁 ISBN:978-4-86732-007-5 岡野大嗣の最新歌集がいよいよ刊行となりました。 収録歌は300首を超えますが、ボリュームを感じるよりも、読後感は、自分だけの名曲にふれたような高揚感に満ちています。装丁には佐々木暁を迎え、上製「継ぎ表紙」の造本による美しい造本の歌集です。 ーーーーーーー 音楽というタイトルの潔さがすきです。 同じ音楽でも聴いているタイミングや、その時の自分の状況、周りの景色や空気の匂いが変われば感じ方や捉え方は変わるものです。 本の装丁にまでそういう要素(この本は刷りのタイミングごとに背表紙の色が変わるんだそうです)を盛り込んでいてぐう、となりました。 音楽を読むように短歌を味わってほしい。いつか何年も後に本棚から取り出して聴きたくなる、自分にとっての名盤になりますように。
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起こさないでください / 仲西森奈
¥1,980
作家・仲西森奈、初の短歌集。 誰もが身に覚えのある愛。 どこに向けるわけにもいかない苛立ち。 万事どうにもならぬ、 ましてや言葉にできそうにもない、 あらゆる事柄を短歌にしたためる。 短歌以外にも、 短篇小説やエッセイが挟まれています。 単語の索引が付いていたり、 寝落ちしてもパタンと開いたままになる製本、 短歌に馴染みのない方にもたのしんでいただける 魅力の詰まった一冊です。 著者 仲西森奈 印刷 修美社 編集 稲垣佳乃子 装丁 古本実加 発行 さりげなく 定価:¥1800+tax(¥1980) ーーーーーーーーーー 人生はままならない。愛したいとか愛してほしいとかも真っ直ぐうまくいくことの方が少ないような気がする。 生々しくて素直で、乱暴で突拍子もないけどまっすぐでいとおしい、と思いました。さみしいと口に出して、あるいは文字にして書ききれる強さも感じました。 どの本もそうなんですが、たくさんの人に読んでほしいです。
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つかの間の道 / 宮﨑玲奈
¥2,200
いなくなった親友にそっくりの ヒサダさんに出会うカップル 夫がいなくなり、姪と暮らしている女、 近所に住むおばさん 日常が歪んでいく、女の子ふたりの遠出 もう居ないはずの誰かに、 目の前にいる誰かが重なり、 今いる場所に、 かつていた場所が重なっていく、 都市生活者冒険譚 日常の言葉から作られた戯曲集。 会話を繰り返しすすむ日常(物語)には、 始まりも終わりもない、とも言えるかもしれない。 そんな戯曲を、 どの場面からも切り取ることができる ぺりぺりと剥がれやすい製本で仕立てました。 作者 宮﨑玲奈 印刷 藤原印刷株式会社 編集 稲垣佳乃子、熊谷麻那 装丁 古本実加 発行 さりげなく 定価:本体 ¥2000+税(税込¥2200) ーーーーーーーーーー 真正面から読んでもいいし、ペリペリと剥がして組み立てても、ばらしてもいい。 なんかもったいないような気もするけど、とにかく読み手に委ねられたいろいろな楽しみ方を考えられるだけやってみるというのもいいと思う。 個人的には保存用と改造(?)用の2冊欲しいです。なんならペリペリした断片を誰かに宛てるとかいうことまでしてみたい。
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おうちの動物たち / 植田楽
¥1,980
作家・植田楽さんの展示に合わせて刊行。 ひらくさんがつくる動物たちは 紙とセロテープでできています。 ひらくさんの手から離れたあとは、 とある人のおうちで生活しています。 そんな息づく動物たちの生活を 覗き見する一冊です。 作品に合わせ 紙とセロテープで一冊一冊 製本しています。 動物 植田楽 写真 徳永陽介 編集 稲垣佳乃子 装丁 古本実加 発行 さりげなく 定価:本体 ¥1800+税(税込¥1980) ーーーーーーーーーー ものを作ってそれを展示したとか、撮影したとかそういうことはある種よくあることでもあるけれど、作品が人の手に渡ってその後、というのはたしかに気になるはずなのにあんまりフィーチャーされないことかもしれないと思った。 動物たちがあたらしい「おうち」でどう暮らすかということは、作り手の手を離れてこれまたあたらしい「在り方」みたいなものを見出すことにもなるかもしれない。 この本も背表紙にセロテープと紙が。どう楽しむかも含めてこの本すら作品ですね。
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write a poem / Yo yang
¥3,900
サイズ:8.2x 23.4 cm ジャバラ製本、オフセット印刷 ページ数:50ページ ¥3900(税込) 出版元:DOOKS Taiwanese photographer Yo yang's first photo book for DOOKS. She takes commercial photographs, but what does she photograph in her daily life? The fragmented images, some of which may or may not be photographs, combine with the scripture-like structure of the book to create a story (poem) that weaves horizontally and vertically, arranged like a timeline on a social networking site, speaking to us in a language that cannot be translated. I hope you will find it interesting to decipher what is hidden in the book. 台湾の写真家Yo yang(ヨウ‧ヤン)によるDOOKSでは初の写真集。商業写真を撮る彼女が、日常の中では何を撮るのか。写真かどうかもわからないものも含まれた断片的な複数のイメージが、経典のような本の構造も相まって、横へ縦へと織りなすストーリー(詩)を作り出している。SNSのタイムラインのように配列されることで、翻訳できない言葉で語りかけてくる。秘められたものを読み解くような面白さを感じて欲しい。 台灣的攝影師Yo Yang(楊雅淳)於DOOKS所發行之第一本攝影集。平時從事商業攝影的她在日常生活中所捕捉描繪的會是什麼樣的景象呢?本書採經摺裝,模擬經書裝幀方式,使許多不知是否能夠被定義為『照片』的片段層疊交織成一個故事、譜出一首詩。內頁像是社群網站上時間軸的編排,彷彿傾訴著難以輕易被翻譯或註解的語言。希望在翻閱此攝影集時,能夠讓讀者感受到像是在解謎般的探索樂趣。 Yo yang 楊雅淳 Fortographer. Graduated from Tama Art University, Institute of Art and Design, Taipei. She has participated in many collaborative art exhibitions and solo shows with Japanese graphic painting artists. Her art exhibition-related activities include the Tokyo Wonder Wall public exhibition in Japan, the Tokyo Metropolitan Government's solo exhibition, the Ueno Museum's new graphic artist exhibition VOCA 2006, the Roppongi Street Mural in Tokyo, Tokyo Design Week, and art fairs in Beijing and Miami. フォトグラファー。多摩美術大学芸術創造研究所卒業、台北在住。過去に日本のグラフィックペインティングアーティストとの多くのアート共同展覧会や個展に参加。日本の東京ワンダーウォール公募展、東京都庁個展、上野美術館の新しいグラフィックアーティスト展VOCA 2006、東京の六本木通り壁画、東京デザインウィーク、北京やマイアミでのアートフェアなど、アート展関連の活動を行っている。 日本多摩美術大學藝術創作研究所畢業,現居台北。過去在日本以平面繪畫藝術家參與多數藝術聯展以及個展,包含:日本的TOKYO wonder wall 公募展、東京都政府都廳個展、上野美術館新平面藝術家展VOCA 2006、東京都六本木街頭壁畫、東京設計週,以及北京和美國邁阿密的藝術博覽會等相關藝術展覽活動。 ーーーーーーー Instagramって一枚一枚の写真はもとより、トップ画面からずらーっと今までの写真が流れているのがその人のことをとてもよく表しているようで興味深いなぁと常々思っています。 使用する言語が違っていても、写真は感じたことを伝えることができる。それから読むほうもその世界に自分のペースや深さで飛び込むことができる。 ところでこの本、表紙カバーなどがボード紙(厳密に名称が合ってるかはわからないけれど)なんです。触りごこちがすきなもので、密かにうれしいです。
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一輪の花 /小俣裕祐
¥2,200
SOLD OUT
サイズ:15.1 x 10.8 x 2.0 cm ポストカード6枚/オンデマンド印刷 ポスター1枚/オフセット印刷 ¥2,000+tax 出版元:DOOKS ※2枚目画像の書籍右下のナンバリングは一冊ずつ異なります "A single flower" first published 4 years ago, is the collection of the photos of the flowers arranged and shot to dedicate to the artist's deceased mother. This is the second publication in the limited number of 100 printings to include the new contents. The box includes a postcard, a poster with the artist's message, and text by Yohei Tomooka (EETY / EE HANDCRAFTED PRODUCTS). 亡くなった母に捧げるように花を飾り、撮影してきた写真をまとめた「一輪の花」。4年前に制作したものから内容を新たに、第2段を限定100部で制作しました。BOXにはポストカード、メッセージが綴られたポスター、友岡洋平さん(EETY / EE HANDCRAFTED PRODUCTS)に寄稿していただいたテキストが同封されています。 Yusuke Omata 小俣 裕祐 Photographer. Born in 1985. At the age of 26, he began to be conscious of taking photos and he continues to take film photos every day. Published photo books “SIDE BY SIDE1,2” and “A single flower” from DOOKS. 写真家。1985年生まれ。26歳で写真を撮ることを意識し始め、日々フイルム写真にこだわり撮り続けている。DOOKSより、写真集「SIDE BY SIDE1,2」,「一輪の花」を出版。 ーーーーーーー 花のあるくらしをしている人にはそれぞれ理由があったり(あんまりないこともあるかも)、時たま思いついた時や何かのタイミングでということだけだったりするかもしれないけれど、ここでは窓際の花がただの「きれいな花」というだけでなく記憶や自分の家族との在り方みたいなものの記録だと思っています。本としても生活の中に入り込ませて自由な楽しみ方ができるのが個人的にはとてもいいなあと感じました。
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SIDE BY SIDE 2/小俣裕祐
¥1,100
SOLD OUT
サイズ:21.0 x 28.5 cm ソフトカバー、オフセット印刷 ページ数:16ページ ¥1,000+tax 出版元:DOOKS A succession of photos having contingently occurred through accumulation of everyday encounters, suggesting many other things that would be scattered outside the photos. The cover is made to expect the next succession. This book is the second piece of the series “SIDE BY SIDE”, the first piece of which was published in May 2014. 日々の出会いの集積によって偶然に現れてきた写真の連なりであり、他にも点在しているであろう多くの物事をも連想させる。表紙も次への連なりを予感させるつくりに。2014年5月に刊行した初版「SIDE BY SIDE」に続くシリーズの2作目となります。 Yusuke Omata 小俣 裕祐 Photographer. Born in 1985. At the age of 26, he began to be conscious of taking photos and he continues to take film photos every day. Published photo books “SIDE BY SIDE1,2” and “A single flower” from DOOKS. 写真家。1985年生まれ。26歳で写真を撮ることを意識し始め、日々フイルム写真にこだわり撮り続けている。DOOKSより、写真集「SIDE BY SIDE1,2」,「一輪の花」を出版。 ーーーーーーー 自分の生活のなかのちょっとした「何か」をぐっと引き寄せてそのありのままをフィルムの中に収めていらっしゃるのかなという感覚。わたし自身は写真を撮るのが下手なのですが、毎日の中にはこんなにも写真で切り取るとハッとするようなシーンが溢れているのかと思うとドラマティックですよね。
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I SEE/八木夕菜
¥2,750
サイズ:18.2 x 25.7 cm ソフトカバー、オフセット印刷 ページ数:60ページ ¥2,500+tax 出版元:DOOKS Collected work of the photographer/artist Yuna Yagi. It includes the exhibition photos as well as the original photos of the series of 3D works "Worlds Becoming One," "KENCHIKU [Architecture]," and "ANONYMOUS." Placing thick acrylic boards on the photos, this series asks what is "seeing." It suggests the hints for approaching the real "seeing" (understanding = "I see") by evoking the change of the viewer's attitude from passive to active ones to fill in the missing information. It also includes the reviews by Isabelle Olivier and Tetsuya Ozaki. 写真家・アーティストである八木夕菜の作品集。写真の上に厚みのあるアクリルを配置して「見る」ということを問う立体作品シリーズ「ひとつになる世界」「KENCHIKU」「ANONYMOUS」。展示写真と共に、オリジナル写真を加えて収録しました。この作品群は、ある一部の情報が欠落することで、鑑賞者は受動的ではなく、能動的な態度へと変化させられ、本来の見ること(理解=I SEE)へと近づける手掛かりとなります。イザベル・オリヴィエ氏、小崎哲哉氏による評論も挿入されています。 Yuna Yagi 八木夕菜 Photographer/Artist 写真家/アーティスト After graduating from the School of Constructed Environments at Parsons School of Design at NYC, she worked at Shigeru Ban Architects America at NYC and then at GRAFT at Berlin. Then, she made a full-fledged start of her artistic career. Now based in Kyoto, she is publishing works at home and abroad. Her works, using photos with various methods and objects of 3D works, analog and digital works, and spatial installation, express "considerations of the contacts of human beings and their external world" generated through architecture. In 2016, she received HASSELBLAD Prize at KYOTOGRAPHIE International Portfolio Review. ニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部を卒業後、坂茂建築設計ニューヨーク支社を経て、ベルリンのGRAFT事務所に勤務。その後アーティストとして本格的な活動を開始。現在は京都を拠点とし、国内外で作品を発表している。立体作品、アナログとデジタル、空間インスタレーションなど、写真を用いた様々な手法の作品は、建築を通じて生まれる「人と外界との接点の考察」を表現している。2016年、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 ポートフォリオ・レビューにてハッセルブラッド賞受賞。 ーーーーーーー 個人的に何かの表現・作品を見るにつけ、何も知らずに見てふむふむ、と思い、その後解説や意味づけについて知ってから見るとよりはっとさせられたり、なるほど!というひらめきがあったりするものです。まさにそういう本で、ついている評論も何度も見返したくなるし、なんならいつか実際に展示に行ってみたいという気持ちになります。
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Portrait of Shibuya / DAICHI AIJIMA
¥1,320
サイズ:18.2 x 12.8 cm ソフトカバー、オンデマンド印刷 ページ数:98ページ ¥1200+税 Portraits of 100 hands in Shibuya were shot for the event “shibuya1000” at underground concourse of Shibuya Station. They were edited to become this book. You can see the expressions that cannot be found in face expressions, in the ways of opening hands as well as the forms of hands. 渋谷駅地下コンコースを使って行なわれたイベント「shibuya1000」に合わせて撮影した、渋谷にいる人々の手のポートレート写真100枚を編集してまとめました。手のかたちだけでなく、手の開き方など、顔には出てこない別の表情を見ることができます。 Daichi Aijima 相島大地 グラフィックデザイナー http://www.aijima-daichi.com/ ーーーーーーー 個人的に手をとてもよく使う仕事をしていて、年々人の手に対する興味が深まっている。 どんな手がすきみたいなものはないけれど、よく手入れされて爪のケアまで行き届いた手には美意識としてはっとさせられるし、シワだらけでかさかさの手はそれはそれで何かを頑張っている人の手なのかな、でも意外とそういうこととは関係ないのかな、などと考えてしまったりもする。渋谷という街で撮影されたたくさんの「手」それぞれに味わいや余白を感じながら楽しんでほしいです。
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MIRRORS / 平尾菜美
¥550
サイズ:21.0 x 14.8 cm ソフトカバー、オフセット印刷 ページ数:16ページ ¥500+税 Installations, small works, and products based on them are shown in this book. A card explaining her works both in Japanese and English is included. インスタレーション作品や小作品、それを基に制作したプロダクトを掲載しています。作品への和英解説チラシも同封されています。 Nami Hirao 平尾菜美 Feeling the invisible power surrounding people and things, she makes and exhibits delicate installations to evoke body sensation beyond visual sensation. 人や物の周りを取り巻く目に見えない力を感じ、視覚を超えた身体感覚を喚起させる繊細なインスタレーション作品を制作し発表している。 http://namihirao.com/ ーーーーーーー 鏡って日用品というか、道具的な側面もあるのにとてもおもしろい存在でもあるし、うつくしくもあるなと思う。 光を反射することでいろいろなものを映すし、光そのものの軌道を変えるというか、そんな作用もある。何も映っていないとき、本当は鏡はどんな姿なのだろう。 ぜひ覗き込んでこの本の世界を感じてみてほしいです。
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Circulation of Mirror / 平尾菜美
¥1,100
SOLD OUT
サイズ:14.8 x 10.5 cm ソフトカバー、オンデマンド印刷 ページ数:48ページ ¥1000+税 This was produced for the works exhibited at “Iwai Tsudou [Celebrating and Gathering] Design Exhibition,” held at Life Style Design Center Gallery of Carrot Tower in Sangenjaya since December 20, 2013 till January 19, 2014. The process of making new-year decorations mainly from straws and straw papers is recorded. You can buy both electric and paper books at BCCKS shown below. 2013年12月20日から2014年1月19日まで、三軒茶屋キャロットタワー生活工房ギャラリーにて行なわれた「祝い集うデザイン展」の出品作品に合わせて制作しました。藁や藁紙などを主な素材に正月飾りを制作し、そのプロセスが記録されています。下記BCCKSにて電子書籍と紙本どちらでもご購入いただけます。 Nami Hirao 平尾菜美 Feeling the invisible power surrounding people and things, she makes and exhibits delicate installations to evoke body sensation beyond visual sensation. 人や物の周りを取り巻く目に見えない力を感じ、視覚を超えた身体感覚を喚起させる繊細なインスタレーション作品を制作し発表している。 http://namihirao.com/ ーーーーーーー ものを作る過程を記録したものを見るのがすきです。 出来上がったものを見てそれを素敵だとか綺麗だとか思うのももちろん楽しいのだけれども、作る過程を知ることはそこに奥行きを生む要素になるので。興味深くうつくしいもの、シンプルな構造であるものほど、そこに行き着くまでについて知りたくなってしまいがち。
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New Japan Photo Final X Edition / EINSTEIN STUDIO
¥3,300
サイズ:21.0 x 14.8 cm ソフトカバー、オフセット印刷 ページ数:160ページ ¥3000+税 Photographers catalog that summarized Japanese young photographers. Photographers who already have high evaluations abroad and other photographers who possessed the possibility of being unearthed by EINSTEIN STUDIO are included. 日本の若手写真家まとめたフォトグラファーズカタログ。既に海外で高い評価を集める写真家他、EINSTEIN STUDIOが発掘した可能性を秘めた写真家達を収録。 EINSTEIN STUDIO EINSTEIN STUDIO is the group founded in 2010 with the aim of discovering and fostering young Japanese photographers. JAPAN PHOTO AWARD, which EINSTEIN STUDIO plans and runs, is the authoritative award that has the highest entry count in Japan. 日本の若手写真家の発掘・育成を目的とした2010年に設立した団体。EINSTEIN STUDIOが企画・運営を手がけるJAPAN PHOTO AWARDは日本で最も参加数を誇る権威あるアワードです。 ーーーーーーー カタログというだけにたくさんの写真家さんたちの作品を一度に味わうことができる本です。 誰か特定のひとりの作品集とはまた違って、ページを捲るたびいろいろなわくわくや好奇心が湧き上がってきます。と同時に、ぜひそれぞれの写真家さんたちを深堀りというか、そのあとまで追いかけてみていただけたらきっと楽しみが何倍にもなるかと。
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悪友 / 榊原紘
¥1,980
サイズ:A5判変形 並製 出版社:書肆侃侃房 ページ数:128ページ ISBN:978-4-86385-405-5 定価:本体 ¥1800+税(税込¥1980) 装画:ハタ屋 栞:大森静佳、染野太朗、永井祐、野口あや子、長嶋有 第二回笹井宏之賞大賞受賞! 「一首一首が頑なに手放そうとしない純粋な心のきらめきのようなものを、とても得難いものだと感じた。(……)奇跡が、この歌集のなかでは何度も起こっている気がする」(大森静佳) 「普遍への眼差しを一貫して保った、厳しさと勇気にあふれた歌集だと思う」(染野太朗) 「一冊を読むと、世の中から半分ずれてちょっと格好良くやっている「僕」たちのよるべない魂が感じられる。応援しよう。遠くからだけど」(永井祐) 「どうか勝手に縛られて落ち着かないで、ゆらゆらと濡れて乾いていく作者の息遣いを聞いてみてほしい」(野口あや子) 「作中の彼らは、自分らだけで伝達しあえる符丁で、まじないのように精神を共有しあう。それを作者は連作の題に据え、連作内ではその説明をしなかった。そのすべての言葉の取り扱いに対し、僕は信を置く」(長嶋有) 2020年8月上旬全国書店にて発売。 【目次】 名画座 悪友 はためく 飛び級 海鳴りの語尾 戯れに花 猫はどこへ行く 20ゼーロを賭けて 漫画・アニメ『血界戦線』より さらば楽園 漫画『ハイキュー‼』より DUNKIRK 映画『ダンケルク』より サードランナー 漫画『おおきく振りかぶって』より Krakow いつかの冬 ゴーレム メフィスト 由来 虹を 強くてニューゲーム でも窓辺から 天国と春服 短い脚立 幽霊とスノードーム 生前 あとがき 【歌集より5首】 ことばから補助輪が外されてなお漕ぎ出した日のことを言うから 雪の染みた靴から君が伸びている そんな顔で笑うやつがあるか 散るときがいちばん嬉しそうだった、そしてゆったり羽織るパーカー 立ちながら靴を履くときやや泳ぐその手のいっときの岸になる スノードームに雪を降らせてその奥のあなたが話すあなたの故郷 【栞】 対岸へのひたむきさ 大森静佳 映画のように 染野太朗 座り直して季節は過ぎる 永井祐 孔雀と螺子 野口あや子 サードランナーはいない 長嶋有 【著者プロフィール】 榊原紘(さかきばら・ひろ) 1992 年 愛知県(三河)生まれ。 2012 年 「京大短歌」に参加。 2015 年 未来短歌会(黒瀬欄)に入会。 2019 年 第2回笹井宏之賞大賞受賞、第31回歌壇賞次席。 現在は同人「遠泳」にのみ参加している。 ーーーーーーーーーー ぴったり寄り添っていつも一緒で、というわけでないのにたしかにそこにはその人がいる、という息遣いを感じる。あえて書いていないこと、ピースを抜くことは想像力を引っ張り出されているようでいて、なのにその人という実際がある以上埋められない距離みたいなものもある。 でもそれが心地よくて、うつくしく見えるんだなとも思う。