2021/08/11 21:19
こんばんはいねむりのたかはしです。
お久しぶりと言ってたのもなつかしいくらいぶりのブログ更新です。
このところオンラインのアップは滞りに滞っていたものの、ご注文いただいた分は発送をしたり,仙台パルコでの展示や販売をしたり、あと主に別仕事が例年最繁忙期だったり、という感じで過ごしておりました。
来月は仙台のイベントでいねむりが出張し、はじめてリアルな店舗のようなかたちで4日間ほど営業します。
パルコに本を少し展示してたのですが、やっぱりみなさん実物を手に取りたいものだと言ってて(そりゃそうだ)そういうわけでとても楽しみです。
それに向けての仕入れなんかもちょこちょこしてますので、仙台のみなさまおたのしみに。
さて、この夏の数少ない入荷でしたが先日わたし個人の文具雑貨レーベル・shhariiの出版部門・シュハリプレスからZINEが出ました。タイトルは「欲望を食卓にのせて」です。
いねむりにも入荷していたのですが、あれよあれよと売れていき、オンラインは完売、仙台パルコの店頭分もあと3冊になりました。
クレイジーな仕様とは裏腹に、大真面目にやったので内容がとてもよかったです。エッセイなんか、もっと量を読みたかったというお声もあったと著者のこだまゆめかさんから聞きました。
、、ね。だからね、ということです。今後に期待してください。
8月下旬からは文芸の本も出るかな、です。そのへんはまたおって。
自分で本を作ることに携わって、あらためて頭の中にあることをかたちにすることは莫大なエネルギーを使いもするけれど、まだみぬ誰かの本棚にそれがかたちとして存在することの尊さや、作った自分の人生の標石として忘れられない存在になりうること、みたいな点で非常に考えさせられました。
いねむりでのわたしはそうやって作られた本をどう選んでどうお届けするか、ということを考える立場ですが、一冊一冊、版元の大小に関わらずそういう背景があることに思いを馳せながら、たくさんとはいかないけど(いきなさいよ)本がすきな人にも、すきだった人にも。もちろん習慣の中にない人にも、なにかその人の生活の余白に寄り添うような本をつないでいけたらなーなどと思っています。
本は知識も与えてくれるし、ある意味財産みたいにも捉えられると思いますが、いねむりでは束の間の余暇のような楽しみ方もお伝えできたらうれしいです。
久々だと口数が多くなっちゃいますね。