2021/03/27 01:23

こんばんはこんばんは。

今日は真夜中の更新です。丑三つ時も昔はちょっと怖かったけど乗りこなせるようになりました。今日はこれを書いたら寝ますけれどもね。



ここ連日本が届いたり、これから届く予定があったりしてわくわくしています。

いろいろな出版社さんの本のリストを見るのはもちろんのこと、教えていただいての出会いとかもあるので仕入れ作業と届いた時にまず自分の手に取るというのは書店員の大きい楽しみでありますよね。

オンラインのお店をするにしてもそのあたりは実店舗と変わらないんだなあとしみじみしています。


思えば小さい頃から本を読むのが大好きでした。小説ばかり読んだ時期もあれば、歴史書や史伝のようなものに浸かった時期も、当たり前のようにみんなが読んでいるコミックを読んだ時期も、といろいろありました。

ここ数年は仕事柄(ものをつくることもしています)専門書や雑誌や写真集を買うことが多かったですが、活字に触れたい欲がある時によく詩歌の本を手に取っていました。

本はそれぞれに良さがあると思ってるのですが、詩歌の本はわたしにとっては余白を楽しめる本という感じです。

物理的な余白(比較的文字数が少ないものも多いですよね)も好きだし、そこから得る感情の余白というか、考える余地のようなものも多いような気がしていて今の自分にはちょうど良かったりもします。

どうしても本を選ぶのはわたしなので偏りは大いにありますが、誰かにとってその日物事に対する視点がちょっと変わったり、さもないことをおもしろがれたりするきっかけづくりができたらいいなあと思いつつ本を選んでいます。


自分で一から十までやって、今までも版元さんや著者のみなさんはすごいなあと薄ぼんやりと思ってたことが急に体温や輪郭を持って具体的に感じられるようになりました。わたしは本を書くことはできないかもしれないけど、こういう本があるよって紹介して自分の周りのひとによろこんでもらえたらいいなあと思う今日この頃です。


そういえば、ブックカバーとかに使えそうな大きい紙をデザインして印刷に出しました。

せっかくだから自分なりにできる本を丁重に扱う方法を模索したい。