2024
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話せば長くなる 原田和明のオートマタ/原田和明
¥1,650
SOLD OUT
サイズ:148mm × 210mm 仕様:並製本/88頁+口絵4頁 表紙:アラベール ウルトラホワイト 菊判T目111.0kg 口絵:雷鳥コート 菊版T目 62.5kg 本文:ホワイトシフォン com A判T目 56.5kg 出版社:aptp books 2019年に出版された作品集 「話せば短くなる 原田和明のオートマタ」 では語られなかった言葉を追って、 今度は長く話してもらおうと企画したのが本作。 会社員が一念発起して オートマタ作家になるまでの回想録 『オートマタ作家ができるまで』、 作品制作に対する発想や思いを語る対談 『聞けば長くなる』、オートマタ制作の工程を写真で紹介する 『オートマタができるまで』と全三章で 原田和明の作家としての一面を紹介しています。 原田和明 Harada Kazuaki 1974年 山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始める。2006年よりファルマス大学大学院で現代工芸コースを専攻すると同時に、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏の工房でも研鑽を積む。2008年に山口県山口市に工房『二象舎』を設立、オートマタ制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行っている。 ーーーーーー もうひとつの「話せば短くなる」はビジュアルが多かったのですが、タイトルの通り原田さんのことばで話していくご自身の話はとても興味深く、それでいてちょっと愛嬌もあるような(作品から推察するに、というわたしの思い込みも込みで)部分も含めて端的にいうと「たのしい」一冊です。もちろん考えさせられるところも大いにあります。すきだなあ、となります。ぜひ2冊とも読んでほしいなと思っています。今「話せば短くなる」品切れちゃっているのですが(2022/6/10の時点)先にこちらを読んでもきっといいんだろうなあなどと思っています。
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バターの本 / 甲斐みのり 著
¥1,650
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1500円+税(税込¥1650) 日本全国でつくらている100種類超のバターを、全国的に販売されているナショナルバターと、各地方で特色をもってつくられているクラフトバターに分け、北海道から九州まで網羅して紹介しています。それぞれのバターの特徴や栄養成分、オススメの食べ方、味の感想を、バターの色やパッケージがわかるような美しい写真とともに掲載しています。バター好きなひとなら興奮する1冊です。 ーーーーーーーーー 小さい頃からわたしは雪印のバターを食べています。なぜなら祖父が雪印に勤めていたから。 至極普通の流れだと思いますが、それゆえ他のものを自分で買って食べてみたことがありません。他意はないのです。 それでもいつだったか、お店でホットケーキに乗ってきたバターがあまりにおいしくて(雪印だっておいしいけどさ)びっくりしたことが。バターって種類でずいぶん違うんですね。 いつかこれを買いに行ってみたい、お取り寄せしてみたい。そんなバターがたくさん紹介されています。この本、デザインもいちいちバター愛が細部に込められていて最高なんです。
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アイスの旅/甲斐みのり 著
¥1,760
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1600円+税(税込¥1760) ISBN:9784766132779 ソフトクリームにアイスキャンディー、アイスケーキ、かき氷……。著者が子どもの頃から親しんだ味や旅先で出合ったものなど、全国各地に根ざす様々なアイスを約155軒分掲載。青森や福島で地域の人から長く愛される“地元アイス”を訪ねる旅も収録します。 ーーーーーーーーー アイスってなんでこんなにしあわせになれるんだろう。 見た目もだけれど、夏の暑い日にお風呂上がりに食べるアイスは格別です。 ついでに冬にこたつで食べるアイスも最高です。 表紙のアイスの色使いがすきなので、表紙を表にして飾っているだけでもしあわせになれます。 アイスを巡っての旅の読みものがノスタルジーに浸る時間をくれる贅沢な一冊です。
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地元パン手帖 / 甲斐みのり 著
¥1,650
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:124P 出版社:グラフィック社 定価:1500円+税(税込¥1650) 総菜パン、菓子パン、給食パン…。著者が全国各地を旅するなかで集めた、その土地で長年愛される「地元パン」を200点超紹介。ユニークなネーミング、レトロなパッケージなど、思わず手に取ってみたくなるものばかりです。 ーーーーーーーーー 個人的に甲斐みのりさんの本って紙で持っていたいものだと思っていまして。 ビジュアルにまず心奪われ、旅をしながら「採集」するようにパンと出会って記録していく過程まですべてがまず普通やれないことばかり。これを追体験させてもらっているような感じがあるのです。 先日別の甲斐さんの本を友人が贈り物に選んでくれました。誰かにあげたくなる気持ちに心から共感しました。
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MERIYASU'S DOLL HOUSE / 片岡メリヤス
¥3,960
サイズ:18.9 x 18.9 cm 仕様:108 pages/Hard cover/Offset print ISBN: 978-4-907934-48-4 出版社:DOOKS Photographs by Kenji Kagawa 香川賢志 Design by Daichi Aijima 相島大地 Cooperation Yokohama Doll Museum 横浜人形の家 Chito Nagao 長尾千斗 Takuo Ichikawa 市川拓生 横浜人形の家に収蔵されている、制作地、制作時期も異なる様々な人形100点ほどをモチーフに、片岡メリヤスがぬいぐるみを制作。同館にて片岡メリヤス創作10周年記念展を開催中。こちらの展覧会に出品されている作品100点と、元になった収蔵品100点を収録した作品集です。それぞれにコメント、クレジットも記載されており、見応え十分な内容となっています。どこか懐かしさと新しさが混在したような、不思議な佇まいの本となりました。撮影は香川賢志。 片岡メリヤス 2011年から片岡メリヤスとして活動を開始。ぬいぐるみ・動くおもちゃ・光るおもちゃなどを制作。飾るだけではなく、遊べて愛のあるぬいぐるみを作る。オリジナルの人形劇を各地で上演。2014年末から、漫画「片岡おへんろ」を執筆。 ーーーーー ぬいぐるみには魂が宿る、なんていうような気もしていますが片岡さんの目を通して人形を見つめ、噛み砕いて作られたぬいぐるみたちはどの子もちょっぴり不思議で、でもかわいらしくてつい話しかけたくなってしまうような魅力があります。 サイズ感も大きすぎず、このましかくなのが何とも良い佇まいで本当にいつもながら実物を見て手に取っていただきたいと思うつくりです。ちょっと図鑑っぽさ(アカデミックといえばそうだけど、子どもも読むようなやつ)があるのが作品集だなっていう感じがあって好きです。
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『Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022』 / 今日マチ子
¥1,650
サイズ:B6判オールカラー ページ数:184P 出版社:rn press 定価:¥1500+tax サイン入り 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。 オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。 ーーーーーーーーー このシリーズの前作、Distanceから時が流れてマスクをつけることも手の消毒をすることも「非日常」から「日常」に変わってきたなと感じています。 明確な区切りがあったわけではないのに2019年の世界とはまるで違う世界にグラデーションのように変わっていることをふと感じる時があります。 諦めたのか慣れたのか、毎日を淡々と生きていても、こうして丁寧な記録とともに振り返る時間を時々持ちたいなと考えさせられる気がします。 イラストの柔らかで繊細な色づかいにもはっとさせられる一冊です。
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わたしたちのせいかつ
¥1,540
こだまゆめか/みなっちさん/たかはし 著 78ページ/並製/108×182mm ¥1400+tax (¥1540) 1st edition 50 出版:シュハリプレス 友人3人で2021年の冬から半年ほど交換日記をLINE上で行い、それをエッセイとしてまとめたものです。 ものを作る人、届ける人、そもそも普通のいち人間としてのせいかつを綴っています。 今回は表記揺れや誤字脱字を直さず、慌ただしく、そそっかしいありのままの文章を載せています。 間違える場所にその人らしいところが出ているので楽しんでみてください。 7/22よりいねむり( @inemuri_booksand )のBASEにて販売いたします。 これにあわせて、いねむりのフェアとして「わたしたちのせいかつ」を含む2冊以上ご購入の方先着5名さまに後ほど紹介するいねむり×shhariiの本屋さんトートバッグを1枚プレゼントいたします(色はランダムです)。 トートは通常販売もいたしますのでお楽しみに。
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ローカルおやつの本 / 甲斐みのり 著
¥1,815
SOLD OUT
サイズ:A5 並製 ページ数:128P 出版社:グラフィック社 定価:1650円+税(税込¥1815) 日本各地で地元の人が愛するローカルおやつを約250点紹介!しるこサンド(愛知)やハートチップル(茨城)などの人気菓子から、古くからつくられる郷土菓子、ドリンクまで。現地のスーパーで買って食べてみたくなる味ばかりです。 ーーーーーーーーー 駅などでふらっと入ったフェアで、なんだかあまり見慣れないレトロなパッケージのおやつを見かけることがあります。なんだろう、と手に取ってたまに買って帰ることもあります。 素朴でおいしい。また食べたくなって次行ったらもうない。残念。ところがたまたま旅先で再会してとってもうれしくなります。 そんなローカルおやつ、なんなら旅行先を決めるヒントにもなってしまいそうなものです。 ちなみにわたしの超お気に入りローカルおやつは「満月ポン」の濃い味です。今年は買いに行けそうなのでとても楽しみにしています。
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感電しかけた話 / 伊舎堂仁
¥1,870
SOLD OUT
サイズ:四六判 仕様:並製/120ページ 装丁:ポテチ光秀 ISBN: 978-4-86385-511-3 出版社:書肆侃侃房 第一歌集『トントングラム』でデビュー、 破天荒で新鮮な口語短歌によって注目される著者の第二歌集。 2022年3月上旬発売予定です。 【収録歌より】 ぼくたちを徴兵しても意味ないよ豆乳鍋とか食べてるからね その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町 本日も東日本のご利用まことにありがとうございました 自販機へのぼる誰もがつま先をお釣りの穴にいったんいれて バナナのにおいのチョコレート食べてるときの人間はザコ 【著者プロフィール】 伊舎堂仁(いしゃどう・ひとし) 1988年沖縄生まれ。歌集『トントングラム』(書肆侃侃房、2014年)。 公式オンラインストア Amazon ーーーーー この歌集の感覚が好きです。 とても字面としては読みやすいのに言い回しがなんか友人が横で淡々と話しかけてくる感じに思えるのです。わたしの友人は破天荒気味の人が多いせいかもしれない。 ひらがなの使い方が個人的には自分の好みに近いんだろうなあと感じています。
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中国民衆玩具 ー日本玩具博物館コレクション(民衆藝術叢書)
¥3,850
サイズ:A5判変形 ページ数:304ページ 上製 出版社:大福書林 大地と民衆が育んだ素朴美が420点大集結! 小さな博物館の膨大な玩具コレクションの背景には、激動の時代をこえて玩具文化の灯をつなごうと尽力した人々、素朴な造形美に打たれ、調査・蒐集にのめり込んだ人々があった。 中国大陸の東北から西南へと旅して、民衆の手による素朴な玩具をひとつずつ、土地の文化慣習をひもとき紹介する図鑑。満州で蒐集された貴重なコレクション群を含む圧倒的な作品数、玩具学芸員による時代・素材・文化背景をおさえた詳細な解説、美しい造本・写真に加え、歴史に翻弄されながらも玩具を破壊と衰退から命がけで守ろうとした人々の熱い思いが伝わる愛蔵版。 ーーーーーー よく日本の民藝的な本は見かけるのですが、中国の「民衆玩具」ってあまり触れてこなかったなー、と好奇心をそそられて。 届いてみてまず圧巻の情報量。記録を残すというのは本の役割としてとても大きいと思っているのですが、これはまさに本棚に何代も残したいの域です。 同じアジア、近所といえば近所の国でもやっぱりどことなく日本とは違う手触り・風合いでそれが興味深くもある。なんでもそうですが、自分の意識の外にあるものでも、何か琴線に触れるものがあるとうつくしいとかおもしろいと感じて感激するもので、それが自分の生活とか気持ちを豊かにしてくれるのではと思っています。 大福書林さんの本はいつもそういう気づきを与えてくださる様な気がしています。
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ふりょの星 / 暮田真名
¥1,870
サイズ:四六判 並製 ページ数:144P 出版社:左右社 ISBN:978-4-86528-083-8 価格:本体¥1700+税(税込¥1870) 装画:吉田戦車 装幀:北野亜弓(calamar) 川柳のビッグバン! 川柳アンソロジー『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)でも最年少柳人として紹介された、Z世代のトップランナーによるネオ川柳。 言葉を限りなく自由に操り、読んだ者を骨抜きにする、魅惑の250句。 意味深な無意味な言葉の羅列。読み終わる頃には、言葉を食べてお寿司を読みたくなるに違いない。ーDr.ハインリッヒ(芸人) 川柳を作るとき、私はさながら迷子センターのようです。 私のもとにやってきた言葉とすこしの時間だけお話して、送りだしてあげる。 誰もむかえにきていなくても。ー「あとがき」より 〈収録句より〉 良い寿司は関節がよく曲がるんだ いけにえにフリルがあって恥ずかしい 県道のかたちになった犬がくる 観覧車を建てては崩すあたたかさ 銀色の曜日感覚かっこいい 寵愛を受けて現像液のなか ティーカッププードルにして救世主 賛意って子持ちししゃものことなのか たてまつる永遠のつきゆび 未来はきっと火がついたプリクラ コングラチュレーション 寝ない子 コングラチュレーション ❖目次 OD寿司 いけフリ ネバーランドの残り湯 恋と筐体 霊柩車ほぐし 天地無用の子供たち タイムパトロール 付録 永遠のつきゆび もしもし、 この世のベッドルームミュージック あとがき 暮田真名(くれだ・まな) 一九九七年生。 「川柳句会こんとん」主宰。「当たり」同人。 句集『補遺』『ぺら』。ほかに『当たり』(すべて私家版)。『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)入集。 ーーーーーーーーーー 時々思うのだけど、「今時の若者は、ウニャウニャ」という文句は「わからない」ことが大いに関係しているのではと思う。 若者ことばがわからないとか、世代的にどうしても生まれる価値観の差が飲み込めないとか。 個人的にはそこに優劣をつけるのはすごく難しいことだと考えていて、うんと年上or年下の人の言うことにびっくりすることももちろんあるけれど、その後ろにあることに思いを寄せてみたり、おもしろがってみたりできるような人でいたいなあと思っています。 新しくて不思議で、興味深い路地を見つけた気分です。
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柴犬二匹でサイクロン / 大前粟生
¥1,870
サイズ:四六判 仕様:並製/144ページ 装丁:牧寿次郎 ISBN: 978-4-86385-514-4 出版社:書肆侃侃房 『おもろい以外いらんねん』『きみだからさびしい』の大前粟生、初めての短歌集。 短歌ムック「ねむらない樹」vol.7掲載で話題を呼んだ「とびひざげり」など約230首を収録。 ひとつ読むごとに 自分の中の知らないスイッチが押され どこかで知らない窓が開く この感情、どうすりゃいいの? ────岸本佐知子(翻訳家) このお言葉、あのお言葉、お日柄によって 「グッ心地」が変わりました。 ────もう中学生(芸人) 2022年5月発売予定です。 【収録歌より】 この痣を月に結んで大丈夫とびひざげりの妄想をする 棺桶に詰められるならパフェに似た佇まいでと約束の夏 ポカリスエット突然に目減りして光の代わりに光が入る 晩年はふいに浮上すたとえば鳥たとえば歌の途中で焦げて ほがらかな血液の流れ悲しみは取り除けないからめぐらしてみる 【目次】 とびひざげり パフェの降臨 こちらの歌 夏 喫煙・仏具 犬ざんまい 裸足の家 鴨川 生活 【著者プロフィール】 大前粟生(おおまえ・あお) 1992年生まれ。著書に小説『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』第38回織田作之助賞候補作『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)、宮崎夏次系氏との共作絵本『ハルにははねがはえてるから』(亜紀書房)など。最新刊に初の長編小説『きみだからさびしい』(文藝春秋)、児童書『まるみちゃんとうさぎくん』(絵・板垣巴留、ポプラ社)がある。 ーーーーー おこがましいのですがいねむり的にはチョイスせざるを得なかった歌集です。 時々イベントで本を手に取ってくださる方なら「たかはし、これ好きそうだよね〜」となるでしょう。なのでいねむりで選んで置かせていただいている歌集が好きな方にはぜひ読んでほしい。 歌そのものはもちろん、この歌集は装丁がまたえ?という違和感が散りばめられているような気がしてまじまじと見てしまいます。
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ジブリの立体建造物展 図録〈復刻版〉 / スタジオジブリ編
¥2,970
SOLD OUT
発売日:2021/11/18 スタジオジブリ編 本体価格:2700円(+税) 仕様:A4変/並製/192ページ ISBN:978-4-908406-92-8 2014〜2018年にかけて開催された人気展覧会 「ジブリの立体建造物展」の図録が復刊! 『風の谷のナウシカ』から『思い出のマーニー』まで―― ジブリ作品に登場する、どこかに存在していそうな架空の建造物。その印象的な建物に注目し、展覧会の監修を務めた建築家・藤森照信氏による詳細解説、宮崎駿監督の文章と共に、設計の源に触れる一冊。 背景画、イメージボード、美術設定など約380点の図版を収録! ーーーーー 昔これの復刻版じゃない、最初に出た方の本があったのを知っていました。 その時買い逃してしまって本当に心の底から後悔したものです。本は欲しい時に買わないと時になくなってしまうことがあるという人生の教訓でした。 そうしたら復刻版が作られているじゃないか。救いがありますね。 さて、ジブリといえばというと、トトロという人や千と千尋という人、ポニョの人もいるかしら。幅広い年代で愛されていますが、わたし個人的にはお話しはもちろんのこと出てくる建物が好き(ちなみにたべものも大好き)です。コクリコ坂のカルチェラタンがとてつもなく印象的でどんな場面よりも見入った記憶があります。 建物の特徴から時代背景、込められた意図なども細やかに解説されていてとても読み応えがあります。そして建物だけでこんなに情報量があるのかとジブリ作品の奥行きについて思いを馳せ、呆けてしまいます。ともあれ本棚に挿して大事に読み継ぎたい一冊です。復刻してくれて本当に良かった。
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ホー・ツーニェン 百鬼夜行 / ホー・ツーニェン
¥2,750
SOLD OUT
仕様:220 x 140 mm/並製/280P テキスト:與那覇 潤、能勢陽子(豊田市美術館) デザイン:林 琢真 言語:日本語・英語 定価:2,500円+税 ISBN978-4-907562-33-5 C0071 ホー・ツーニェンは 、映像、インスタレーション 、サウンド、演劇といった多領域を横断しつつ、時に妖艶に、時にダイナミックに観る者を魅了しながら、出身地のシンガポールを軸にアジアを舞台にした作品を展開しています。豊田市美術館で開催中の「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」展では、アニメーションを用いて、奇怪かつ滑稽な100の妖怪たちが闇を練り歩きます。そこには、第二次世界大戦中にマレー(シンガポールは1963年にマレー連邦から独立)で活動した日本人も、 妖怪たちの姿を借りて登場します。ともに「マレーの虎」の異名で呼ばれた山下奉文(ともゆき)大将と60年代のヒーロー番組「怪傑ハリマオ」のモデルになった谷豊を中心に、その周囲で暗躍した軍人やスパイ、そして当時の思想家たち。日常の裂け目から現れる妖怪は、魔に魅入られた時代を映し出すでしょう。 恐怖と好奇心で大衆の心を惹きつけてきた妖怪は、伝承と科学、自然と超自然、忘却と郷愁の間で、時代とともに揺れ動いてきました。近代以降に消えた妖怪とそれ以降に世界を席巻した戦争、そして現代の日本文化―この過去と現代が交わる地点に、複雑な日本の歴史や精神史が浮かび上がります。本展覧会図録となる本書では、100の妖怪たちを紹介するガイドであり、展覧会に込められた多様で複雑なエレメンツを読み解く書でもあります。 ホー・ツーニェン(HO TZU NYEN)/1976年シンガポール生まれ。映画作家、ヴィジュアル・アーティスト。神話の構造や歴史、伝承、物語の探究を通じて作品を制作し、ヴィデオ、執筆、演劇など様々な形式で発表する。主な個展に森美術館(2012)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2015~16)、国際展に第54回ヴェネチア・ビエンナーレ(2011年)など。演劇作品はウィーン芸術週間、テアター・デア・ヴェルトなどで上演され、映画はカンヌ国際映画祭などで上映されている。 ーーーーーーーーー 妖怪ということばを聞くとどうしても和風のおどろおどろしい、水木しげる先生的なタッチの姿を想像してしまうのですが(個人差は大いにあると思います)、こんなふうにも考えられるのかという驚きと発見で「じゃあこれはどういうふうに描かれるんだろう」とついページごと見入ってしまいます。 妖怪は案外わたしたちから比較的近い年代にもいて、そうなってくるとそもそも世の中がグローバル化しているからいろんな国のエッセンスが感じられるのかな、など今までの「妖怪観」が塗り替えられるような感じも。そしてこうやって価値観や自分の頭の中にある〇〇像、のようなものについて考えることが妖怪のことに限らず、自分が生きている上で案外大切なのかもしれないなと思うのでした。
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ビームスジャパン 銘品のススメ / 鈴木修司(ビームスジャパン)
¥2,200
SOLD OUT
発売日:2021/7/19 著者: 鈴木修司(ビームスジャパン) 本体価格:2,000円(+税) 仕様:四六半変/並製/216ページ ISBN:978-4-908406-17-1 発行: スペースシャワーネットワーク 開業5周年! BEAMS JAPANが選んだ ニッポンの新しい銘品47選。 日本全国津々浦々。ビームスジャパンが味かけ5年にわたる旅で出合ってきた47都道府県を厳選してご紹介。モノ自体の紹介はもちろんのこと、生産背景や作られた場所の歴史や地域性にもフォーカス。ビームスジャパンの名物バイヤーがモノと人との出合いを語り尽くす、痛快エッセイです。 ■ABOUT 日本のカルチャーを国内外に発信する、ビームスジャパン 日本をキーワードに、衣食住を横断する幅広いカテゴリーのコンテンツをキュレーション。日本の面白さを国内外に向け発信する拠点として、2016年にオープンした「ビームス ジャパン」。日本を代表するセレクトショップ、「ビームス」が培ってきた感性や探究心をもとに、伝統的な縁起物から、ウィットに富んだ日用品、思わず微笑んでしまうユニークなアイテムまで、全国各地で作り出されたプロダクトの中から世界に誇れる逸品を紹介しています。 ■CONTENTS 銘品との出合いには、忘れられないエピソードがある。 民藝から実用的なプロダクトまで、年代や様式にとらわれない独自の審美眼によるセレクトも魅力です。 ボッコ靴(青森県・黒岩市)べこ太郎べこ(福島県・耶麻郡)益子焼柿釉皿(栃木県・益子町)ゴールドキューピー(東京都・葛飾区)瀬戸焼まねき猫(愛知県・瀬戸市)信楽焼たぬき(滋賀県・信楽町)宮島杓子(広島県・広島市)蛸壺(山口県・防府市)花手箱(熊本県・人吉市)木刀(宮崎県・都城市)うめーし(沖縄県・那覇市)etc.…… ーーーーー 職業柄バイヤーさんと接することが多いんですが、本当にいろいろなものをよく見て、どこからそんなものやことを知っているんだろうと感心することが多々あります。 なんでもよく知っていて知識豊富なことが偉くてそれがすべてなのかっていうと違う気はするのですが、個人的にはそれがなんであれ「ああそれはね、」と物事について教えてもらうのはとても楽しいと思っている方です。 現場に足を踏み入れてきたからこそわかること、けれどメーカーの人(ここでは実際に手を動かしてものを作ることに携わっている人という感じのニュアンスだと思ってもらえたら)の視点とまた別の角度から描かれたことに興味が湧く一冊です。
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パラレル百景 / 短歌:笹公人 絵:北村みなみ
¥1,980
発売日:2022/3/15 短歌:笹 公人 絵:北村みなみ 本体価格:1800円(+税) 仕様:A5/並製/144ページ ISBN:978-4-910352-18-3 出版社:トゥーヴァージンズ 歌人 笹 公人と、イラストレーター・アニメーション作家の北村みなみがコラボレーションした人気のTwitter連載が待望の書籍化! 巻末には短歌をテーマにした描き下ろしオリジナル漫画3作品を特別収録!! @parallel100 笹 公人 kimihito sasa @sasashihan 歌人。東京都生まれ。「未来」選者。「牧水・短歌甲子園」審査員。大正大学客員准教授。2022年度「NHK短歌」選者。主な歌集に、NHK Eテレにて連続ドラマ化された『念力家族』(朝日文庫)、『念力図鑑』(幻冬舎)、『抒情の奇妙な冒険』(早川書房)。他に『念力レストラン』(春陽堂書店)、絵本『ヘンなあさ』(岩崎書店)、和田誠との共著『連句遊戯』(白水社)など刊行書籍多数。 北村みなみ minami kitamura @kita__minami アニメーション作家・イラストレーター。愛知県生まれ。静岡県育ち。書籍、雑誌の装画や挿絵、アニメーションMVなど多数制作。主な著作に、作品集『宇宙(ユニヴァース)』(グラフィック社)、雑誌『WIRED』での漫画連載をまとめた単行本『グッバイ・ハロー・ワールド』(rn press)がある。 ーーーーー 北村さんの漫画が好きで、それはただかわいいだけじゃなくてちょっと不思議だったり不穏なこともあるからとか、「グッバイ・ハロー・ワールド」の装丁が好きだからとかもあるのですが今回は短歌と絵の作品ということで楽しみにしていました。 短歌がまずあって、その後それを受けて絵を、という順でのやりとりだったそうなのですが、短歌のポップでありつつどこかこの世にはなさそうな、でももしかしたら自分の知らない街でこんなことが起こっているんじゃないかと感じるような描写がすごくしっくりきて引き込まれてしまいました。カラフルな絵がまた本当によくて、北村さんのフィルターを通すとこの歌はこうなるんだ、というのを見せてもらいつつ自分の中からもまた違う風景が浮かんだりして脳がわーってなるのです。一冊読んだらパラレルワールドに行ってこられるかも。
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まちで出会ったかわいいあのこーまちの文字図鑑・番外編
¥2,200
サイズ:B5判変形 ページ数:188ページ 並製 出版社:大福書林 商店街の看板やのぼり、ネオン、シャッターや窓のステッカー、案内板など、身近な場所にたたずむ「かわいい」キャラクターたち。有名な企業のものでなくとも、その街に暮らす人々には親しみ深い顔を楽しく分類してご紹介。 ほとんど正式な記録として残らない屋外広告ですが、そこには暮らしや文化・世相が反映され、何十年もの間、通り過ぎる人々の目に映る身近なアート。手描き・アクリル看板が作られ、技術をもつ職人たちが活躍した時代に生み出された、素通りできない「かわいいこ」を日本全国北から南へ記録に走る、著者たちの傑作選。当時を知る製作者たちへの取材レポも必読。 ーーーーーー あ、なんか見たことあるかも、という子も何人かいるかもしれません。 たくさんの人が知っていて名前が与えられたようなキャラクターじゃなくとも、自分の住んでいるところやよく行くお店、懐かしい通り沿いで見かけるとホッとするような「かわいいこ」たち。こちらもコメントや取材の記録がとても読み応えあり。今生きているとなかなかピンとこないけれど、郷土や民俗の資料館とかに何十年後とかに大事に保管されていて欲しいなと思う1冊です。
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まちの文字図鑑 よきかな ひらがな
¥2,200
サイズ:A5判 ページ数:224ページ 並製 出版社:大福書林 写真・文:松村大輔 日本全国で集めた個性豊かな「まちの文字」の図鑑。第一弾は、ひらがな編。ブックデザイナーの著者が集めた町の文字の中から、デザイン的に優れた約350のひらがなを厳選して五十音順に掲載、字源とともに紹介している。ページをめくると、とりあげられた文字の全体像と所在地が現れる。まちの文字は、看板職人の手描き文字やレタリング全盛時代のバリエーション豊かな文字、書体デザイナーの競演する舞台。たくさんの「よきかな」がある町を訪れるガイドとしても活用できる1冊。 ーーーーーー ひらがなのフォルムがすきです。 漢字もいいのですが、あえてどっちでもいい時はひらがなを使いがち。 同じひらがなでも書体が違うとだいぶ印象が変わります。流麗に感じたり、かわいらしく感じたり、おどろおどろしく感じたり。 街の中にたくさんある、パソコンの中だけでは見つけられない「よき」ひらがなたちにたくさん出会えます。
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スペースエイジ・インテリア/グラフィック社編集部 編
¥2,530
SOLD OUT
サイズ:B5変形 並製 ページ数:180P 出版社:グラフィック社 定価:2300円+税(税込¥2530) ISBN:9784766134285 1950-60年代の一大ムーブメント「スペースエイジ 」時代の名作家具は、今や美術館クラスの価値とも言われるレアアイテム。流線型の美を愛し暮らしに取り入れた人々のインテリア実例集。照明、家具、ラグ、オブジェまで図鑑も充実。 ーーーーーーーーー かっこいいかつかわいいの一言。もはやこの空間に人が住んでいるというのがいい意味で信じられません。 遊び心が溢れ、ただの家具というよりはアート作品とまで呼べるようなものばかりでページを捲るたびため息です。本のかたちも相まって非現実に連れていってくれるような一冊です。
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秀和レジデンス図鑑 / 谷島香奈子・haco
¥2,090
発売日:2022/2/22 著:谷島香奈子、haco 本体価格:1900円(+税) 仕様:A5/並製/192ページ ISBN:978-4-908406-93-5 出版社:トゥーヴァージンズ 街でよく見かける、あの「“南欧風"マンション」の 歴史とディテールを徹底解剖! 高度経済成長期に誕生したマンションシリーズが、 今なお愛され続ける理由がわかる!! 青い瓦屋根、白い塗り壁、アイアン柵のバルコニー、 モザイク画のようなタイル――。 「秀和レジデンス」という名前を知らなくても、 これらの特徴で「あのマンション! 」とピンとくる人もいるのではないでしょうか。 秀和レジデンスは、 1964年東京オリンピックの年に竣工されたマンションシリーズです。 その可愛らしい外観から建築ファンに愛されるだけでなく、 一等地に建つ恵まれた立地からヴィンテージマンションとしての人気も高い。 本書は、秀和レジデンスの細部を徹底取材し、 白い塗り壁のタイプ別紹介や タイルのパターン、バルコニーのデザインの違い、 レトロなステンドグラスや照明、個性的な塔屋などを豊富な写真で紹介。 あわせて、住人インタビューと部屋の詳細解説を通して、 外観と住居の両面から魅力に迫る一冊です。 今年(2022年)に取り壊しが始まった シリーズ第1号「秀和青山レジデンス」の歴史物語ほか、 「南欧風の外観になった理由」「“秀和ブルー"という色が存在した」 「白い壁のつくり方」「秀和創業者 小林茂ストーリー」など読み物ページも充実。 巻末には全国134棟の秀和レジデンス一覧も収録! ーーーーー かねてよりZINEを取り扱いさせていただいているhacoさんが著者として参加されているということで楽しみにしていた一冊です。 hacoさんのことはいねむりを始める前からTwitterで一方的に存じ上げていたのですが、新しく本が出るというのはいちファンとしても大変うれしいことです。 結構もうブログにも書いてしまったのですが、きっと素敵な本だろうなという期待をいい意味で裏切られ、情報量の多さ、ビジュアルの視点の切り取り方、うぬぬ、というほかなくて秀和に限らず建物を見るのが好きな方にとってもおすすめしたいです。 コロナ禍もあり、本を作るのにも苦労された面があったことと思うのですが、街に息づく建物とそこに住む人の生活や建物への愛着を記録したこの本を今この世に出してくださったことに最大限の敬意を。
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Shuwa is cute -かわいい秀和レジデンス-/haco 著
¥770
サイズ:147×105 mm ソフトカバー ページ数:36ページ 秀和レジデンスとは、昭和32年に設立された秀和株式会社が手がけた一連のマンションにつけられた名称です。 青い瓦屋根と白い塗り壁、カーブした黒色の鉄製柵を特徴とするマンションを町中で見かけたことがある方もいらっしゃると思います。 みんな同じかと思いきや、白い壁ひとつとってもなんだか模様が違ったり、窓枠やバルコニーに違いがあったり・・ ひとつひとつに個性と遊び心のある秀和レジデンスをhacoさんの視点でとらえた一冊です。 ちりばめられた秀和レジデンスの「かわいい」を思いきり楽しんで欲しいです。 ポケットに、かばんにしのばせて一緒にお散歩してみてください。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー わたしは自分の手帳にもこれを挟みたい。そして人に見せたい。 白と青のコントラストはなんだかしあわせになれるような気がするのです。 浅学で、秀和レジデンスについてはhacoさんを通して初めて知りました。新しい世界を教えてもらえて、なんだかとてもわくわくしています。
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Arrow/Station 駅の矢印 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー その矢印の先には何があるのかとっても気になってしまう。これから駅に行くたび矢印を見かけたらなんだかそわそわしてしまいそうです。 もともと多分比較的駅に興味がある方(駅名標示とかも好き)なのでまた新しい関心ごとのドアを開いてもらった気持ちです。
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Arrow/Station 駅の矢印 2 / haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ Arrow/Station 駅の矢印 駅を歩くときに足元をまじまじ見ることはありますか?壁や天井をゆっくり見ることはありますか? よく見たらあちこちにかわいい標示がたくさんあるのですが、この本には「矢印」に焦点を絞りhacoさんが切り取った「かわいい」が詰まっています。何気ない、機能としてそこにあるだけのはずのものがこんなに魅力的に見えるとは。 こちらはvol.2ですが、ぜひ2冊ともじっくり隅々まで味わっていただきたいです。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー 駅の矢印の第2弾。思えば駅の数だけ風景はあるわけで、切り取る風景もそれだけあるということです。今回も前回と同じく、それ以上にワクワクするような「かわいい」が詰まっています。 わたしは仙台に住んでいるのですが、1人で出張などで遠出すると駅には結構長居しちゃうんですよね。
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UNEVEN BUILDING/haco 著
¥990
サイズ:150×150 mm ソフトカバー ページ数:36ページ UNEVEN BUILDING すなわちでこぼこのビル。街中にあるうわ!これは!という静かな興奮が伝わるhacoさんのZINEです。hacoさんがご自身で歩いた街の風景が切り取られていて、これまた自分も外を歩くときに建物を見上げてみようと思わされます。 でこぼこと一言で言ってもいろいろなかたちがあります。同じ形の規則性や思いもよらない発想の痕跡がおもしろいですよ。 haco 古い建物、とくに秀和レジデンスをはじめとしたヴィンテージマンションが好き。サイケデリックでキュートなスイーツを制作するpsychedelic sweets spicaとしても活動中。 ーーーーーーーーーー 個人的に四角や丸が連続して並んでいるものがとても好きなのですが、ある種のフェチ心のようなものをくすぐられる一冊です。 東北新幹線に乗ることがしばしばあるのですが、首都圏に近づくにつれ団地やビルの形が変わっていくのが好きで、その時の心境とよく似た気持ちになります・・・