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じゃむパンの日

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B6変型判
縦178mm 横128mm
208ページ

時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。
『乙女の密告』で芥川賞を受賞。
2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。

日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。

著者プロフィール
赤染晶子 (アカゾメアキコ) (著/文)
1974年京都府生まれ。京都外国語大学卒業後、北海道大学大学院博士課程中退。2004年「初子さん」で第99回文學界新人賞を受賞。2010年、外国語大学を舞台に「アンネの日記」を題材にしたスピーチコンテストをめぐる「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞。著書に『うつつ うつら』『乙女の密告』『WANTED!! かい人 21 面相』がある。2017 年急性肺炎により永眠。エッセイの名手としても知られ、本書が初のエッセイ集となる。

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仕事で度々関西に行くことがあるのですが、自分の生い立ちの中でルーツがそちらにあるわけではないのになぜか実家に帰った如く安心感を抱く瞬間があります。
よくテレビで見る「ボケ・ツッコミ」とかとも違って、それまでネット上でしかやり取りしたことがないのにわざわざ会いに来てくれたお客様からやわらかな口調で「おいしいもん食べて帰りや」とか「暑いから気をつけて」みたいな言葉をかけてもらうことが多い気がしています。あの人やこの人の穏やかな関西弁の話し方がふんわり思い出されて、癒されるんです。この本。
エッセイではあるんですが、わたしの個人的にだいすきな「なんてことないことを書いた小説」のようでもあります。

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