1/2

何処に行っても犬に吠えられる<ゼロ>

¥1,100 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

著者名
百万年書房(編)
発売日 2018年05月06日
価格 1000円+税
判型 A5横
ISBN 9784991022104

こだま(『夫のちんぽが入らない』著者)、興奮。
「90年代後半クイックジャパンに掲載された北尾修一さんの取材文(改稿版)と2018年現在の女の子の生活を切り取る小西麗さんによるエッセイが交互に織り込まれ、異世界を何度も行き来するような面白さだった。特に好きなのが冒頭の『補聴器と黒人音楽』。大好きな黒人を夜な夜なナンパしている聴覚障害の女性ひょうちゃんを追うルポなのですが、とにかく彼女が逞しく、言葉のひとつひとつに自ら勝ち取った自信が滲み出ていた。良いもの読ませていただきました」

堀部篤史(誠光社店主)、驚嘆。
「こうして当時の北尾修一さんによる記事を再編集したものを読み返してみると、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』あたりの雰囲気とリンクするのに驚いた。時代が一周したということだろうか。「あたらしい社会学」に関心のある若い読者も是非。」

【目次】
補聴器と黒人音楽
隣の芝は青い
時計仕掛けのアイドル・フーリガン
つよい煙草
“一三回自殺未遂女”の見る夢は
女の子なので
「やっぱり他人同士が一〇〇パーセント理解しあうのは無理なのかなあ」
恋を知るまえ
目の前に突然、龍が現れた。
戦場に上がれ、うちのめしてやるよ
おやすみなさい、ミス・ポーラ
生きてるだけで、愛されたい

百万年書房は、記事が日々消えていくweb magazine『百万年書房LIVE!』を運営しています。同サイトでの北尾の連載のスピンオフ企画である今回の雑誌は、女優兼ライターの小西麗と北尾、年代も性別も異なる二人が綴るリミックス・マガジンです。北尾は初期『QuickJapan』の記事を2018年ヴァージョンに改稿。当時、特に反響の大きかった「補聴器と黒人音楽」「時計仕掛けのアイドル・フーリガン」など6編を収録。小西麗は24歳の駆け出し女優、兼物書き。ファッションカルチャー誌『Maybe!』(小学館)で「私」が有名人の恋人だったら? を妄想し、散文調のエッセイを連載中。90年代のルポルタージュルポ記事と、2018年の20代女性の日常がクロスし、読後、周りの世界が違って見えます-ー。

ーーーーー

開いてながめて、「わあ、なんとも不思議だ」(褒めている)となりました。
何がそうさせるのかことばにするのはむつかしく、文字列の組み方なのか配置なのか文字の並びそのものなのか、絶対これというのはなんとも言い難いのですが本そのものの持つ空気感みたいなものが独特で引き込まれるようなものです。
静かにおもしろく、淡々としかし爪痕を残す鮮烈さのある一冊です。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,100 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品