夢の話 / 渡邉 紘子
¥4,000 税込
SOLD OUT
著者:渡邉紘子
発行:April Shop
発行日:2022.7.28
印刷・製本:加藤文明社/atelier gray
デザイン:阿部宏史/print gallery + 守屋圭
限定400部 シリアルナンバー・著者署名入り
184x110x7mm 93ページ コデックス装 スピン・カバー・おまけ付
撮影:小俣裕祐
※April Shopさんの本のご紹介を引用させていただきます
数年前からインスタグラムに書き溜めた夢日記をまとめました。
基本は読み物としての本なのですが、図版を挟み込んだり、文字の色を工夫したり、手作業を入れるなど、本自体が作品のような存在になるように作成しました。
【本の見どころ】
・眠る人が描かれた名画(商用利用可能なパブリックドメイン)を使用しています。表紙はHenri Matisse(マティスさま!)、扉はKarl Joseph Aloys Agricola。
・カバーの色は薄いグレーの厚紙にクリームソーダの色のような緑のインク。
ぜひカバーを取ってみてください。カバーの内側はまるで外側の文字や絵が反転していて、透けて見えるように思えてしまいます。本の本体の美しいコデックス装(糸で6つのページの束がまとめられています。)をご覧ください。ピンク色のスピンもポイントです。カバーにも扉にも使われている点々は打ち合わせの時に話しながら私が描いた点々を加工したもの。
・本文も4色刷り。日によって文字の色が違う時があります。日々というのは色のように毎日違うなと思っていて、リクエストしました。(だけど、文字を4色で刷るのは印刷屋さん泣かせだったそうです。)インスタグラムにメモしていたので、絵文字を採用している部分もあります。
・日付とハッシュタグのような(カッコ)
日付がいたずら書きのようなになっています。これはデザイナーの阿部さんと私が書いたものです。ノンブルの上にある(カッコ)は日記の中のキーワードです。ハッシュタグのような存在です。この言葉がそのまま目次に利用されています。「あとがき」はぴょんとカッコの中から出てきてしまいました。
・ところどころに図版や手作業のページ
制作中に出た糸くず、インスタグラムに掲載した写真、貼り込みしたメモ、紙の花びら、スタンプなどなど。
・オールシリアルナンバー&著者署名、おまけ付き
おまけは表紙のマティスの絵のカードです。
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アーティストで、AprilShopというお店でありギャラリーでもある空間を営まれている渡邉紘子さんの本をお届けいただきました。
夢のことって起きてすぐはなんとなく覚えているのに、朝もたもたしてる間にいつも忘れてしまってなんだか惜しいなあと思うことがあります。ふと午前中に渡邉さんのInstagramを見るとその日の夢のことが書いてあって、自分が忘れたことの代わりに楽しみにさせていただいています。ちょっぴりくすっと笑いたくなる時もあれば、なんとも不思議だなあと思う時もあり、そのふわふわ漂うような感覚がおもしろいなといつも思っています。
渡邉さんのご紹介文で本のつくりについては詳しく触れてあるのですが、とにかくページを捲るのが楽しいしかけに溢れています。
大事に食べたい素敵なお菓子みたいに1日ひとつずつゆっくりお話を読みたい一冊です。
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