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現代短歌クラシックス06「微熱体」/ 千葉聡 著

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サイズ:四六判変形
並製
出版社:書肆侃侃房
ページ数:136ページ
ISBN:9784863854635
定価:本体 ¥1500+税(税込¥1650)

高校教師「ちばさと」が贈る青春歌集、待望の復刊!

多感な高校生の心を31文字に託して謳う。この歌集のどこかにきっと、等身大のあなたが散りばめられているに違いない。


【収録歌より】
だぶだぶの闇をたたんでゆく波の音が二人に染みこんで、朝
明日(あす)消えてゆく詩のように抱き合った非常階段から夏になる
よく揺れるピアノの譜面台に棲(す)む傷も光もぬるい液体


【著者プロフィール】
千葉 聡(ちば・さとし)
1968年、神奈川県生まれ。高校教諭。
1998年、第41回短歌研究新人賞受賞。歌集に『飛び跳ねる教室』『今日の放課後、短歌部へ!』『短歌は最強アイテム』『グラウンドを駆けるモーツァルト』、小説に『90秒の別世界』、共編著に『短歌タイムカプセル』、編著に『短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100』などがある。歌人集団「かばん」会員。國學院大學、日本女子大学の兼任講師。
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昔の自分が読んでたら泣いていたかもなぁというなんともセンチメンタルな気持ちにさせられた歌集です。今はそんなことを思って鼻の奥がツンとする感じです。これは加齢ですかね。
もとは2000年に刊行されていた歌集なのですが、20年以上前の歌集と思えませんでした。学生生活の瑞々しさ、悩みや葛藤などもとても共感でき、爽やかさもある。
若者らしさがことばの端々に感じられる、かつて若者だった時をどこか懐かしむことができる一冊です。

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