Anthropophyta / 人工植物門 /本多沙映
¥3,190 税込
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サイズ:140 x 190mm
ソフトカバー
出版社:torch press
ページ数:176ページ
ISBN:9784907562250
言語:日本語/英語
デザイン:若林亜希子
前作『EVERYBODY NEEDS A ROCK』では、プラスチックのゴミから美しい人工石を作り出し、日常の中から新しい価値を見出した本多沙映。本作『Anthropophyta / 人工植物門』でも、私たちの生活の中に広く普及している人工植物を、正式な植物学と仮定して分析するというユニークな視点で、身近なモノの新しい価値を提示しています。
本書は「人工植物が植物学上で正式に植物と認められた」という、作者が勝手に作ったストーリーから始まる、虚実をおりまぜたセミフィクションの植物図鑑。部屋の片隅や街角で、水も光も求めず静かに佇む「人工植物」は天然植物のように科学的に研究や観察されることなく、ひそやかにそして確実に私たちの日常の中で繁殖し続けています。そんな未開の植物群に興味を持った本多は、独自に身の回りの造花の採集・観察を始め、人工植物の工場が集まる中国・広州へと渡りました。広州の工場の見学の様子と彼女が採集した70枚の人工の葉っぱの観察記録が、学術的な体裁でユーモラスにまとめられている一冊です。
ー本書は人工植物(以下、アンソロポフィタ)のひとつひとつの個性が天然植物のように、センス・オブ・ワンダーをもって観察され、愛でられるような機会をつくろうと試みた半空想博物誌なのだ。(プロローグより)
本多沙映(Sae Honda)
1987年千葉県生まれ。アムステルダム在住のジュエリー作家。2010年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後 、2013年から2016年までアムステルダムのヘリット・リートフェルト・アカデミージュエリー学科で学ぶ。作品集に『EVERYBODY NEEDS A ROCK』(2018年、torch press)がある。「EVERYBODY NEEDS A ROCK」の作品数点はアムステルダムの市立近代美術館に所蔵されている。
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生花を家に飾りたいけれどもいつも枯らしてしまうので。
造花というものは身近にあるけれど、そう言われてみれば深く掘り下げたことがあるという人に会ったことがない。植物に詳しい人は数いるが、これは目から鱗かもしれない。
個人的には花が好き・グリーンが好きな人にこそ開いてほしい。贈りたい友人の顔が浮かぶ一冊です。
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